常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

季節は進む

2020年07月06日 | 日記
桔梗は秋の七草である。季節を先取りするように早くも花をつけた。梅雨空が続き、雨が続く。熊本では、梅雨末期のような大雨となり球磨川が氾濫して、大きな災害となった。あの地震の傷も癒えていないなかで、再びの災害。これからも前線が停滞して、まだ大雨が降る予報である。被害の拡大しないことをひたすらお祈りする。加えて東京の繁華街を中心に新型コロナが不気味な感染拡大を見せている。テレビから流れてくるのは、暗いニュースばかりだ。

最近あまりテレビを見なくなったが、将棋の藤井壮太とサンドの博士ちゃんは気に入っている。昨日、人体博士ちゃんが登場した。藤井7段もそうだが、大人びた子ども博士ちゃんに、人間の未来の可能性が見えるような気がする。人体には、進化の痕跡があり、耳の小さな突起がかっての恐竜の耳の痕跡であることが興味深かかった。そんな博士ちゃんが人類の未来予想図を描いてた。頭でっかちで、手足は、太い神経で繋がっていた。

そんななかで本物の東大の博士が描いた人類の絵は2枚。一枚は今と変わらない人の絵、もう一枚は十字架がかかった墓場であった。飛行機が出来て100年と少し、その短い時間に人類は身体を進化させず、環境を生きるために変えてきた。わずか150年という地球の歴史からいえばわずかの時間に、多く文明を作り出してきた。そのことによって破壊した環境も数多くある。人類には未来はないかも知れないというのが、東大の博士の警告であった。

思えば、夏の猛暑、大雨、台風などは人間が快適に生きるための様々な技術革新がもたらした地球の温暖化の結果である。コロナの感染もこの人間の文明と大きく関連している。ある特定の地域にしかなかったウィルスが、これほどの勢いで世界中に拡散したことがかってあったであろうか。このような地球的な危機に、どのようなな叡智が出てきて人類を救うことができるのであろうか。子ども博士ちゃんにそんな期待を寄せるは、年寄りの浅はかというものだろうか。
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