常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

福寿草

2014年03月31日 | 日記


雨上がりの今朝、お寺の庭に福寿草が静かに咲いていた。去年見た福寿草もお寺の土手であった。親戚の葬儀でまだ雪の残る土手に短いが太い茎から花を咲かせていたが、今年はそれほど畑に肥料分がないせいか、ほっそりした茎に2輪、どこか淋しげである。

福寿草こぞる蕾に色ひとつ 青木就一郎

もともと雪のなかに咲く花である。旧暦の正月ごろから咲き始めたので、貝原益軒は別名で元旦草とも呼んだ。新芽が出始めのころ、蕗の薹と誤って天ぷらにして食べたという話があるが、毒があるので中毒を起こす。誤食しないよう注意したい。



同じく春を知らせる白梅が咲いた。春らしい陽気になると、花たちは敏感に反応する。梅は香りが強く、あたり一面に芳香がただよう。


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コメント (1)
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