みけねこのひとりごと

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放射能汚染から学ぶ~今、市民にできること~

2011-08-01 23:56:23 | 環境・まちづくり


豊科公民館ホール。
安曇野市特別講演会『放射能汚染から学ぶ~今、市民にできること~』松本市長で医師の菅谷昭氏を講師に開催されました。
各支所からのバスが到着、次々に来場者が…。
定員500名のところ、座席が足りずに急きょパイプ椅子を追加、それでも足りずに立ち見の方も大勢いらっしゃいました。



安曇野市長、宮澤宗弘氏のあいさつ。
この講演会にいたった経過、長野県議時代から当時長野県の衛生部長だった菅谷氏、長年にわたるおつきあいを通して今回の放射能汚染に対する市民の不安解消を願う気持ち。



菅谷さんのお話し。
チェルノブイリ原発事故から25年。
5年間現地に赴き、医療活動を通して感じてきたこと、今回の福島原発事故に対して思うこと…。



映像で見せていただいたチェルノブイリの記録。
放射能災害と自然災害とは全く異なるもの。
自然災害は大変だけど力を合わせて頑張れば、復旧復興してなんとか住み続けることができるが、放射能で汚染された地域には二度と住めなくなってしまうこともある。現在のチェルノブイリがそうで、25年たった今も高濃度汚染地域(30キロ圏内)には立ち入り禁止の看板が立てられている。

放射性物質とは、放射能(α線、β線、γ線、X線、中性子線…)を出す物質で、空気中に漂うものと、雨や雪によって地上に降下してくるものがある。そして、そこから出る放射線が周囲に与える影響が大きい。

外部被爆と内部被爆はまったく別のもの…原爆の被害はほとんどが外部被爆によるもの。残念ながら、内部被爆汚染の研究データーはなく、唯一チェルノブイリ原発事故が前例としてあるだけ。だから、今回の福島原発事故については、チェルノブイリに学ぶべき。実は内部被爆については、実態の解明が不十分で、わかっておらず、将来にわたる不安が大きい。放射性物質が3つの経路(気道・皮膚・口)を介して体内に取り込まれ、そこで放射線を出し続ける。さまざまな放射能物質(セシウム・ストロンチウム・ヨウ素・プルトニウム…)はそれぞれに体内を循環したり、ある臓器にとどまり、影響を与え続けていく。



25年たった今でも、チェルノブイリの汚染被害は終わっていなくて進行中であることを、日本人はあらためて学ばなくてはいけない。日本列島は汚染されてしまったのだ。そして、汚染列島となってしまったという現実を、真正面から受け入れ、そして何が出来るかを考え、ともに支え合っていくしかない。

特に影響を受けるのは、子ども達と妊産婦。一定の時期は汚染域から避難をさせる国策が必要。そうしないと、将来に渡り、甲状腺癌や先天性異常の可能性が高くなり、不安がつきまとう。チェルノブイリでは年2回の定期健康診断が子ども達には義務付けられている。そういった継続的な支援が必要になる。

とにかく、汚染マップなど正しい情報を出してもらいたい!と政府にはたらきかけても、何も出てこないのが不思議で不安。後手後手になってしまっている現状、これからがさらに不安。きちんとした選ぶための情報を出して、国民自身が判断をできるようにしてもらいたい。

放射能汚染による健康被害は、自分自身が注意して対応するしかない…きちんと見極め、安全を手に入れるしかない。安曇野に住んでいる限り、問題になるのは食べ物、飲物…国への要望を市民ひとりひとりの力であげていくのが必要。



お聞きして、本当に良かった。
知らないこと、知らされていないことが多すぎる日本。
本当に大切なこと、命について、もっと考えてもらわなくては…と思うのでした。
来週7日(日)にも、信州大学で菅谷市長の講演会が企画されています。
もう一度、聞けるといいのだけど…。

良い機会をつくっていただき、ありがとうございました。

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2 コメント

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原発事故に学ぶもの (自遊人)
2011-08-02 10:19:23
みけねこさん お帰りなさい
昨夜は地震で目が覚めました(自遊人は早寝です)

お子さんをお持ちのご家庭にとって、もっとも関心の高い話題のひとつですね。
内部被爆は蓄積される物質もありますから恐ろしいです。目に見えないし、味もしないです。

今回の事故に対する国の対策を見ていると、一体何をやっていたのだろうと腹立たしく思うより、一国民として恥ずかしく思っています。
人類の繁栄をもたらした太陽もまた原子力ですが、一方で破滅に追いやるのも原子力だという事を忘れてしまっているのかも知れません。

ちなみに人類は原子力を制御してはいけないことを多くの研究者は知っています。
逆に言えば核は無力化され、同時に太陽を制御する力を手に入れる事になり、これは恐ろしいことでもあります。でも、いずれ太陽は地球の軌道をも飲み込むほど巨大化することはわかっていますから、研究は進められているはずです。
まあ、自遊人が生きている間はそんなことはありませんから、せめて自らの手で破滅に追いやらないようにしたいものです。
原発ファミリー (みけねこ)
2011-08-02 17:35:29
自遊人さん、ありがとうございます。

アメリカが自作自演のテロを起こしたように。
原発でお金が動く日本の社会構造では、なんでも隠ぺい。
命こそが大事だということを国民レベルで考えられない、お金の亡者…原発ファミリー。
電気は足りているのに「節電」を叫び、「こんなに大変だから原発が必要」という風潮づくりに精を出す現実。
本当に知らなければいけないことは、報道もされない国。
国民もバカじゃないってことぐらいわからないのかな

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