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15日 ワルキューレ   R.ワーグナー/ 新国立

2009-04-18 | 新国立オペラ・・
15日          5公演の5回目・3F/R10-4・8,400円・妥当な額
ワルキューレ R.ワーグナー/全3幕【ドイツ語上演/字幕付】
【作曲/台本】リヒャルト・ワーグナー

 筋書きから・・人間界の愛、絆を中心にした楽劇かな・・1幕は、戦から逃れた兄との再会が・・兄ジークムント・エンドリック・ヴォトリッヒ、妹ジークリンデ・マルティーナ・セラフィン・・二重唱が素晴らしいですね・・兄妹であり普遍的な愛で 結ばれてゆくとは・・ワーグナーの劇作家としても凄い発想ですね・・この関係が2幕でジークムントの死へと・・その子供がジークフリートへ・・・
 2幕 ヴォータン・ユッカ・ラジライネン・・フリッカ・エレナ・ツィトコーワの対話がヴォータン・ラジライネンが好調を感じさせた・・一方ツィトコーワは若干不調かな・・08年2月に飯守指揮小山さんの歌唱が素晴らしく・・今回は?・・
全幕を通じて、2幕が歌手の好・不調気味をありましたが、一番充実した舞台では、声楽とオケの共振性、音楽の求心力と舞台に惹きこまれます・・
 3幕は ヴォータン・ユッカ・ラジライネン のブリュンヒルデ・ユディット・ネーメット 長大な二重唱 対話では
 指揮者の解釈かな・・3幕後半の聴かせ所、聴き所が・・高揚感に乏しい感じをうけましたが・・
 後、音楽の流れに縦糸・背骨が無い感じが・・盛り上がってきたと思いきや・・音楽が消える?流れが停滞する感じが残念ですね・・・
 
ワルキューレ R.ワーグナー/全3幕【ドイツ語上演/字幕付】
【作曲/台本】リヒャルト・ワーグナー
【指 揮】ダン・エッティンガー
《初演スタッフ》
  【演 出】キース・ウォーナー
  【装置・衣裳】デヴィッド・フィールディング
  【照 明】ヴォルフガング・ゲッベル
  【芸術監督】若杉 弘

キャスト
【ジークムント】エンドリック・ヴォトリッヒ
【フンディング】クルト・リドル
【ジークリンデ】マルティーナ・セラフィン
【ヴォータン】ユッカ・ラジライネン
【ブリュンヒルデ】ユディット・ネーメット
【フリッカ】エレナ・ツィトコーワ

 8人の動きが素晴らしいですね・・動きが激しいので歌唱より、演劇性に富んでいたかな・・
【ゲルヒルデ】高橋知子
【オルトリンデ】増田のり子
【ワルトラウテ】大林智子
【シュヴェルトライテ】三輪陽子
【ヘルムヴィーゲ】平井香織
【ジークルーネ】増田弥生
【グリムゲルデ】清水華澄
【ロスヴァイセ】山下牧子
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団 
 時間2時5分ー7時35分(休憩45分・35分)

加藤浩子氏 HP

ワーグナー
08年2月 の感想・・飯守氏と云う素晴らしい指揮者が・・何故、新国立で指揮振りが出来ないのかな?・・

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1 コメント

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Unknown (Pilgrim)
2009-04-19 14:30:31
 こんにちは、「オペラの夜」です。

 エッティンガーの指揮の賛否の分かれるのは、従来のヴァーグナー演奏のイメージから外れた、柔らかいのに遅いと云う解釈だからでしょうね。
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