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7日 ハイドン作曲 『天地創造』 指揮:・ブリュッヘン 新日本フィル

2009-02-08 | 京都市響  ・新日本フィル 
すみだトリフォニーホール 1F・6-20・5,500円安い


 歌手3名の歌唱力、存在感が高いし、オケも指揮:フランス・ブリュッヘンのもとよく反応していたのでは、素晴らしい音楽ですね・・ハイドン・丼は海鮮丼ですね・・音楽、旋律の具盛り沢山ですね・・天からの恵み・・地上からの恵み・・自然界と人間界の営みと・・恵み・・一如の世界
 3部はイヴとアダムの対話が素晴らしい二重唱で、バロックオペラ?ですね・・
対向配列で左1st 右2nd の弦の役割、旋律感も楽しめ、又オーボエ、フルート、クラリネットとの歌が良いですね、
 3部は右にイヴ・ソプラノ、アダム・バス(バリトン)を配し二重唱が絶品ですね、左に天使ウリエル・テノール歌唱の声域も好みですね・・

 初見でしたが、音楽に抵抗無く惹きこまれます、旋律が快活、煥発と弦の弱音が美しいですね、3時から20分休憩5時25分と長時間ですが、短く感じました

 32 二重唱
愛らしい妻よ・・・・アダム 
おまえの側で飛んでいく そっと 時が
全ての瞬間が無上の喜び:
心配は無い おまえを雲らせるような

氣高き 夫よ!・・・・イヴ
あなたの側で泳ぐ 喜びに 私の心は
あなたに捧げるのが私の人生
あなたの喜びを 私の報酬にしてください

霧に 濡れた朝・・・・アダム
おお なんと喜ばしいことか!

涼しい夜・・・・イヴ
おお なんと元気になることか

なんと 元気を 回復させてくれることか・・・・アダム
果実の果汁は!

なんて 魅力的なことか・・・・イヴ
花々の 甘い香りは!

だが おまえなしで それが私の 何になろうか・・・イヴとアダム

朝の霧・・・アダム
夜のそよぎ・・イヴ
果実の汁・・・アダム
花の香り・・・イヴ

          イブ と アダム
おまえと共に高まる それらの喜びは

おまえと共に 享受し 倍になる:

おまえと共に 永遠の 生の幸福がある!

おまえに 全てが捧げられ 存在する

33 ウリエル(テノール) レチタティーヴォ
おお幸せな2人よ そして幸福は常にある
間違った妄想が そそのかせねば
より多く欲せず おまえが持つよりも
より多く知ろうとせず おまえが存在するよりも!

ハイドン作曲 オラトリオ 天地創造
指揮:フランス・ブリュッヘン
天使ガブリエル、イヴ : マリン・ハルテリウス(ソプラノ)
天使ウリエル: ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
天使ラファエル、アダム : デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バス)
合唱:栗友会合唱団


主催:(財)新日本フィルハーモニー交響楽団
共催:すみだトリフォニーホール
平成20年度文化庁芸術創造活動重点支援事業
助成:(財)アフィニス文化財団 アフィニス エチケット
    (財)花王芸術・科学財団
特別協賛:アイエヌジーバンク生命保険株式会社
       アイエヌジーバンク エヌ・ヴイ 東京支店
後援:オランダ王国大使館天地創造ハイドン・天地創造
 当時のハイドンは、2度目のロンドン滞在を終えてウィーンに帰ってきたあとに1796年から1798年にかけて作曲された。作曲を依頼したのは興業主として活動していたヨハン・ペーター・ザロモンであった。「旧約聖書」の「創世記」第1章とミルトンの「失楽園」を元にして書かれた英語の台本のゴットフリート・ヴァン・スヴィーテン男爵(Gottfried van Swieten)によるドイツ語訳に作曲された。
1798年4月29日、ウィーンのシュヴァルツェンベルク侯爵邸において作曲者自身によって初演されたが、これは非公開で行なわれ、公開初演は1799年3月19日にケルントナートーア劇場で行なわれた。初演は大成功を収め、その様子をスウェーデンの作曲家ヨハン・フレドリク・ベールヴァルド(フランス・ベールヴァルドの従兄弟)は「大変な拍手喝采だった」と伝えている。のちに楽譜は1800年に出版された。
現在でもウィーンでは新年の初めの演奏会に恒例として演奏される。
編成
ソプラノ独唱:ガブリエルとエヴァ、アルト独唱:特に役はなし、テノール独唱:ウリエル、バス独唱:ラファエルとアダム 混声4部合唱 管弦楽(3222Kf,2330,Pk,Str.)。
演奏時間
約1時間40分(各35分、35分、30分)。
構成
全体は3つの部分に分けられ、第1部で天地創造の第1日から第4日までが、第2部では第5日、第6日が語られ、第3部では第2部で創造された人間の男女、アダムとエヴァの姿が語られる。
] 第1部:第1曲 - 第13曲
加藤氏ブログ

 フランス・ブリュッヘン(Frans Brüggen, 1934年10月30日 - )はリコーダー、フルート、フラウト・トラヴェルソ奏者、および指揮者。
経歴
 オランダのアムステルダム生まれ。アムステルダム音楽院、アムステルダム大学に学ぶ。21歳で王立ハーグ音楽院教授。1950年代よりリコーダー奏者として活動を開始し、リコーダーによる演奏の可能性を格段に広めた古楽界の草分け的な存在である。チェンバロ、オルガン奏者のグスタフ・レオンハルトやチェロ奏者のアンナー・ビルスマらと共演を重ね、1950年代から1960年代にはテレフンケン・レーベルに、1970年代にはSEONレーベルに多くの録音を残した。また、ニコラウス・アーノンクール(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者)やヘルベルト・タヘツィ(チェンバロ奏者)、そしてクイケン3兄弟(ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のヴィーラント・クイケン、ヴァイオリン奏者のシギスヴァルト・クイケン、フラウト・トラヴェルソ奏者のバルトルト・クイケン)など、他にも数多くの古楽器奏者と共演している。
 ブリュッヘンは当初リコーダー奏者としてキャリアをスタートさせ、モダン・リコーダーからしだいに古楽器へと傾倒していった。同時にフラウト・トラヴェルソ奏者としても一流の腕前を持っており(本人は苦手と言っていた)、その録音の代表的なものとしては、18世紀オーケストラの団員と共演したヴィヴァルディの「海の嵐」(SEON・1979年録音)や「アンコール」(SEON・1981年録音)などが挙げられるだろう。また古楽器の収集家・研究者としても知られ、ステインズビーやブレッサンなど歴史的に貴重な古楽器を数多く所有していた。収集した楽器の図版も出版されている。ちなみにブリュッヘンの所持していた楽器は指揮者に転身してからほとんど手放してしまったが、その多くは日本人のフラウト・トラヴェルソ奏者有田正広の手に移っている。

ブリュッヘンは1981年にオリジナル楽器のオーケストラである18世紀オーケストラ (Orchestra of the 18th Century) を結成して指揮者に転じた。この18世紀オーケストラを指揮しハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの古典派の作品を中心に、シューベルトやメンデルスゾーンなどの前期ロマン派作品なども含めて多数の録音を残している。また、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団およびオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティックへの客演や、現代楽器を用いるオーケストラを指揮した録音もある。
 1973年にリコーダー奏者として初来日。以来18世紀オーケストラを率いた来日も多い
動画・ハイドンの曲


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