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10日第九指揮メータN響 2日指揮:尾高・読売響 ・マーラー 第5番 ・被災者支援チャリティー・コンサート

2011-04-04 | 国内オペラ・演奏会
東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2011-       3F/R3-25・3,000円
~東北関東大震災 被災者支援チャリティー・コンサート~
読売日本交響楽団 特別演奏会
4.2 [土] 18:00開演(17:00開場)東京文化会館 大ホール
指揮:尾高忠明   管弦楽:読売日本交響楽団
■曲目
バーバー:弦楽のためのアダージョ op.11 ・・ホール入場前・・サクラ、宴会、賑わい、そして・・闇・青テント、ダンボール部屋・・野球場の一角に立ち竦む人・・
 その光景と、災害で亡くなった方々と避難生活を余儀なくされている方々を・・想い浮かべて・・泣けてしまった・・音楽の慈しみ・・心の奥深く響く・・叫びが・・

マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調・・1楽章は金管と弦のアンサンブルが違う方向へ向っている様で??・・2楽章からしり上がりに良くなった・・深い呼吸感、浅い息づかい・・音色の切れ味、華やかさ、終楽章への音楽の盛り上がりと素晴らしい演奏に
 ただ、私は4楽章が好きで・・今日はハープの音色に??・・と感じましたが
<コデッタ主題も再現され、ふたたび展開部最後に現れたクライマックスとなりそのまま壮大なコーダに入る。第2楽章で幻のように現れて消えた金管のコラールが、今度は確信的に再現され、最後は速度を上げて華々しく終わる>

 アンコールも良かった・・
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当コンサートの収益は全額「読売光と愛の事業団」を通じて、被災地への義援金として寄付させていただきます・・・
<半分の空席では、収益金はでなかったと想います、私は氣持ち募金しましたが>・・
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マーラー5番
  第4楽章 アダージェット Sehr langsam.(非常に遅く) ヘ長調 4/4拍子 三部形式
ハープと弦楽器のみで演奏される、静謐感に満ちた美しい楽章であることから、別名「愛の楽章」とも呼ばれる。『亡き子をしのぶ歌』第2曲「なぜそんな暗い眼差しで」及び『リュッケルトの詩による5つの歌曲』第3曲「私はこの世に忘れられ」との関連が指摘される。 中間部ではやや表情が明るくなり、ハープは沈黙、弦楽器のみで憧憬を湛えた旋律を出す。この旋律は、終曲でも使用される。
 ルキノ・ヴィスコンティ監督による映画『ベニスに死す』で使用されたことで有名となり、しばしば単独で演奏される。 なお、楽章の表題の「アダージェット」を速度表記の「やや遅く」の意味ととると、演奏指示のSehr langsamと矛盾する。速度表示と見ず、「小さなアダージョ」とでも解するのが妥当であろう。
第5楽章 ロンド - フィナーレ Allegro giocoso(快速に、楽しげに) ニ長調 2/2拍子自由なソナタ形式。
 第4楽章の余韻が残る中、ホルン、ファゴット、クラリネットが牧歌的に掛け合う。このファゴットの音型は、『少年の魔法の角笛』から「高い知性への賛美」からの引用である。 短い序奏が終わると、ホルンによるなだらかな下降音型が特徴の第1主題、低弦によるせわしない第2主題が呈示され、これらに対位旋律が組み合わされて次第に華々しくフーガ的に展開する。再び第1主題が戻り、提示部が変奏的に反復される。第2主題も現れ、すぐ後に第4楽章の中間主題がコデッタとして現れるが、軽快に舞うような曲調となっている。この部分が終わると展開部に入り、引き続きフーガ的楽想が展開される。コデッタ主題が現れ、次第に力を増してクライマックスの後、再現部に入るが、第1主題はかなり変形されていて明確ではない。第2主題、コデッタ主題も再現され、ふたたび展開部最後に現れたクライマックスとなりそのまま壮大なコーダに入る。第2楽章で幻のように現れて消えた金管のコラールが、今度は確信的に再現され、最後は速度を上げて華々しく終わる。

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 メゾ・ソプラノ:藤村実穂子・・・流石、帰国・来日してくれる・・

 東北関東大震災 被災者支援チャリティー・コンサート~
ズービン・メータ指揮/NHK交響楽団 特別演奏会
■日時・会場
4.10 [日] 16:00開演(15:15開場) 東京文化会館 大ホール
■出演
指揮:ズービン・メータ
ソリスト: ソプラノ:並河寿美
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子HP
テノール:福井 敬
バリトン:アッティラ・ユン

管弦楽:NHK交響楽団    合唱:東京オペラシンガーズ
■曲目
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 op.125
指揮者ズービン・メータよりメッセージ
 今月のフィレンツェ歌劇場日本公演を無念にも途中で切り上げなければならなくなって以来、この偉大な国、日本を襲った未曾有の悲劇の後に、何かこの国の素晴らしい人々を助けられることがないかと考えておりました。
 この度、厳しい苦境に立たされている多くの人々を勇気づける機会を与えてくださったNHK交響楽団、東京・春・音楽祭、そしてサントリーホールの皆さん、それにフィレンツェ歌劇場日本公演を主催したNBS(日本舞台芸術振興会)にも感謝したいと思います。                  2011年3月27日  ズービン・メータ


ミューザ川崎・ホール新聞記事被害が甚大ですね・・此処まで天上から・・手抜き工事と言われても?・・
 演奏中であったら・・恐ろしい・多数の怪我、亡くなった方が・・想像できます


何氣ない風景 4月


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