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25日ジャパン・シンフォニア  ブラームス:交響曲第4番他

2009-10-25 | 東京響  ・三ツ橋敬子 
ジャパン・シンフォニア   第一生命ホール(700席)4-19・5000円・安い

 三戸、小澤ご両氏が退団して初めて聞きにゆきました、一抹の不安がありましたが、不安感が吹飛んでますね・・弦奏者、コンミス、チェロトップお二人が抜けた穴を感じさせない演奏でした・・

 音色の、特色としては、従来の重たい、分厚い響きに、洗礼された透明感がミックスされた響きに変わった感じで・・それがより一層アンサンブルの精度が上がり、弦群セッションが一段と良いと思いますが・・

 其れと約1年振りに聴きましたが、ティンパニ、オーボエ、管群と巧いですね、
今日はその中、特にクラリネット、フルートが感じ入りました、
 大きなオケ集団と違い、奏者自体の音楽観、主張が聴き取れる想いですね・・

ブラームス:交響曲第4番・・白眉です、1楽章から、弦と木管の対話、ブラームスは何時も想う事は壮大な室内楽交響曲で各パート特に、オーボエ、クラリネットと弦の対話、ホルンから木管へ受渡したり、実に面白いです・・

 それに、演奏自体が骨太で骨格が確りしていて、音楽の流れ、見晴らしが良いです・・此れだけの演奏集団、音楽創造をするオケは中々在京オケでは・・聴けません・・・当然、指揮者・井上 喜惟の求心力の力ですね

スメタナの歌劇「秘密」序曲
  コダーイ:ガランタ舞曲・・・・前半2曲は初めて聴く音楽でした、音の文節と言うのでしょうか・・中々、音がはじけて好演奏ですね・・

 残念な事に入りが悪い・・6割前後の入りで、三戸、小澤氏退団が原因かな?
指揮者井上氏が話されてましたが・・景気低迷の中、財政上年2回の演奏会でも運営が大変とか・・より一層のご支援をとの事・・

 演奏会後、お疲れの中でも聴衆と懇親会を開催するとか、500円(飲み物付)負担で奏者の想いを聴衆と対談するとか・・応援団結成を??・・

25日 ジャパン・シンフォニア ジャパン・シンフォニア HP 
指揮・井上 喜惟(ひさよし)     第一生命ホール
スメタナの歌劇「秘密」序曲
  コダーイ:ガランタ舞曲
  ブラームス:交響曲第4番

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楽器編成
ピッコロ(2番フルート持ち替え)、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ(3個)、トライアングル、弦五部。
演奏時間  約40分。
楽曲構成
第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
ホ短調。2/2拍子。ソナタ形式。ヴァイオリンが休符を挟んで切れ切れに歌う第1主題によって開始される。この主題は3度下降の連続、その後6度上昇の連続という動機から成り立ち、哀切な表情を湛えている。管楽器の三連音を含むリズミックな楽句に続いてチェロとホルンが伸びやかだが古めかしさもある旋律をロ短調で大きく歌う。これを第2主題と見る解釈もあるが、ここでは経過句とする。木管と弦が緊張を解くように掛け合うと、木管がやはり三連音を使ったなめらかな第2主題をロ長調で出し、小結尾は三連音の動機で凱歌をあげる。提示部は、4つの交響曲中ただひとつ繰り返されない。第1主題が戻ってきて始まる展開部は、主として第1主題と三連音動機を扱う。再現部はほぼ型どおりすすみ、小結尾の三連音の動機を繰り返しながら悲劇的に高まり、コーダにはいる。第1主題がカノン風に強奏され、悲痛に終わる。終止は、サブドミナント(IV)からトニカ(I)に移行するプラガール終止(アーメン終止・変格終止)を採用している。

第2楽章 アンダンテ・モデラート
ホ長調。6/8拍子。展開部を欠いたソナタ形式。ホルン、そして木管が鐘の音を模したような動機を吹く。これは、ホ音を中心とするフリギア旋法である。弦がピチカートを刻む上に、この動機に基づく第1主題が木管で奏される。これも聴き手に古びた印象を与える。ヴァイオリンが第1主題を変奏すると、三連音の動機でいったん盛り上がり、静まったところでチェロがロ長調の第2主題を歌う。単純明快な旋律だが、弦の各パートが対位法的に絡み、非常に美しい。再現部はより劇的に変化し、第2主題の再現は、弦楽合奏による重厚で感動的なものとなる。最後にフリギア旋法によるホルン主題が還ってきて締めくくられる。

第3楽章 アレグロ・ジョコーソ
ハ長調。2/4拍子。ソナタ形式。過去3曲の交響曲の第3楽章で、ブラームスは間奏曲風の比較的穏やかな音楽を用いてきたが、第4番では初めてスケルツォ的な楽章とした。(ただし、3拍子系が多い通常のスケルツォと異なり、2/4拍子である。)

冒頭、第1主題が豪快に奏される。一連の動機が次々に示され、快活だがせわしない印象もある。ヴァイオリンによる第2主題はト長調、やや落ち着いた表情のもの。展開部では第1主題を扱い、トライアングルが活躍する。ホルンが変ニ長調でこの主題を変奏し、穏やかになるが、突如、第1主題の途中から回帰して再現部となる。コーダでは、ティンパニ(全交響曲中この曲のこの楽章と第4楽章では3台使用、通常は2台)の連打の中を各楽器が第1主題の動機を掛け合い、大きな振幅で最高潮に達する。

第4楽章 アレグロ・エネルジーコ・エ・パッショナート
ホ短調。3/4拍子。バスの不変主題の上に、自由に和音と旋律を重ねるシャコンヌ(一種の変奏曲)。管楽器で提示されるこのシャコンヌ主題は8小節で、先に述べたとおり、バッハのカンタータから着想されたといわれる。楽章全体はこの主題と30の変奏及びコーダからなる。解釈上いくつかの区分けが考えられるが、ここでは、30の変奏をソナタ形式に当てはめた解釈によって記述する。

シャコンヌ主題 主音から出発して属音まで6つ上昇、オクターブ下降して主音に戻るという、E-F♯-G-A-A♯(B♭)-B(H)↑ーB(H)↓-Eの8つの音符からなる。注目すべきことに、シャコンヌ(またはパッサカリア)の通例とは異なり、旋律主題がバスではなく高音域に置かれている。しかもイ短調に始まってホ長調に終わるというように、調的な首尾一貫性も放棄されている。
提示部-第1-15変奏
第1主題相当部-第1-9変奏
経過部-第10-11変奏
第2主題相当部-第12-15変奏 ここでは3/2拍子に変わり、テンポが半分に遅くなる。第12変奏で印象的なフルート・ソロが聴かれる。第13変奏でホ長調に転調し、第14変奏と第15変奏では、管楽器によるサラバンド風の慰めるような歩みとなる。
展開部-第16-23変奏 第16変奏で冒頭のシャコンヌ主題が再現し、ここから後半部にはいる。第23変奏でシャコンヌ再び主題の形がはっきり現れてくる。
再現部-第24-30変奏 第24変奏から第26変奏までは、第1変奏から第3変奏までの再現で、より劇的。最後の2つの変奏(第29及び第30変奏)では下降3度音程の連続によって、第1楽章第1主題が暗示される。
コーダ ピウ・アレグロに速度を速め、さらに緊張を高めてⅤ→Ⅰの劇的なカデンツで終結を告げる。

クラリネット・林 直樹さん(東京フィル在籍?) 

フルート・古川仁美、吉川HP片爪大輔 ご両人

 オーボエ/三原さん
中学3年よりオーボエを始め、国立音楽大学附属高校を経て、
1990年、国立音楽大学を卒業。オーボエを丸山盛三氏に師事。
近年、ヘルムート・ヴィンシャーマン氏に師事。・・(偶然水戸で指揮振り聴いて来ました)現在、フリーオーボエ奏者として活躍。カプリス木管五重奏団等でも活躍。
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片爪大輔  フルート
出身:栃木県
第3回東京音楽コンクール 木管部門第3位
音楽研鑽歴
2000年 慶應義塾大学環境情報学部卒業
2005年 東京芸術大学音楽学部卒業
東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程・・
師事歴
フルートを狩野嘉宏、佐藤直美、神田寛明、中川昌三、金昌国、中野富雄の各氏に、室内楽を神田寛明氏に師事。ダビデ・フォルミサーノ氏の公開レッスンを受講。
音楽活動歴
15歳からフルートを始める
1994年 第17回栃木県学生音楽コンクール入選
2004年 東京藝術大学バッハカンタータクラブにおいて小林道夫氏の指揮のもと「ヨハネ受難曲」を演奏。第6回別府アルゲリッチ音楽祭参加。
2005年 東京藝術東京藝術大学バッハカンタータクラブにおいて小林道夫氏の指揮のもと「マタイ受難曲」を演奏。第3回東京音楽コンクール木管部門第3位。
2007年10月15日(月)
東京都庭園美術館ミュージアムコンサートに出演予定。
レパートリー バロックから近・現代まで幅広く演奏
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プロフィール 宮澤 等(チェロ)
国立音楽大学卒業。1992年オランダ・オルランドフェスティバルマスターコース合格、 G.クルタークに師事。1994年レンク国際音楽祭においてファイナルコンサート出演など室内楽奏者として活動。
ベルギー国立プロメテウスアンサンブル、ナサニエル・ローゼン(チャイコフスキーコンクール第1位)など海外のアーティストと共演。ソリストとしても、多くの協奏曲をさまざまなオーケストラと共演。リサイタル活動も数多く行っている。
2002年よりルーマニア国立ブラショフフィルからの招聘で、コンサートマスター“ダヌーツ・マーニャ”氏とのツアーに参加。
2003年同国、国立クライヨーバ芸術大学にてマスターコースを開催。
現在、国立音楽大学嘱託演奏員及び国父音楽大学附属音楽高等学校講師


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第14回定期演奏会
2010年5月9日(日) 開演14:30
晴海トリトンスクエア・第一生命ホール
指揮:井上喜惟
ヴァイオリン:植村理葉
シベリウス:悲しきワルツ、Op.44
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調、Op.47
ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」
チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32
第15回定期演奏会
2010年11月(日程後日発表)
晴海トリトンスクエア・第一生命ホール
指揮:井上喜惟
ソプラノ:蔵野蘭子
プーランク:モノ・オペラ「人間の声」 他

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ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ ・・・アマオケ
第8回定期演奏会
◆日時:2010年6月13日(日)14:00開演
◆会場:ミューザ川崎シンフォニーホール 音楽ホール
◆曲目:グスタフ・マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
◆指揮:井上 喜惟
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百瀬和紀・・N響で・・知らなかった,失礼しました,巧い訳ですね・・
03年ローランドから

ホルン・藤田さん
植村 HP・コンサートミストレス植村理葉  朝日カルチャーで頻繁に演奏をしてますね・・●●11月21日(土) 朝日カルチャーセンター・新宿

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 眠くなるのはワーグナーですかね・・一時間経っても同じ音楽、場面で??笑い
演奏中の居眠り大歓迎 大阪で「睡眠コンサート」(朝日新聞) - goo ニュース日本睡眠学会が企画した。ピアノや声楽の26曲が演奏され、一部の人の脳波を測る試みもあった。
 演奏されたのは、眠りを誘う曲としてバッハの「ゴールドベルク変奏曲」、目覚める曲としてはプッチーニの「誰も寝てはならぬ」(「トゥーランドット」より)など