東日本大震災・津波から1ヶ月になろうとしています。
まだ被害の全容も分からないし、義援金も届いていないという現状はもどかしい限り。
中でも福島第1原発の事故は、新聞の見出しが小さくなるのと反比例して、汚染が広がっている気がするのですが…。
マスコミは「正しく怖がれ」なんて訳の分からんことを言って、そもそも知識のない一般国民には何が正しいのか分かるわけない。 要するに「大したこと無いから心配するな」と言っているようだけど、この人ら(政治家、企業、学者、マスコミ)が「原発は安全だから心配するな」といってジャンジャン作らせたツケが、この人災じゃないんですか。 その点に何のお詫びも反省もなく、「心配するな」と言われて安心出来るわけがない。 地元の人たちの生活と安全、とりわけ子ども達を早く何とかしてあげて欲しいのですが。
実は、この原発の危険性を警告した平井憲夫という人の「我々は日々被曝しているのです!」という文章の存在は数年前から知っていました。
現在ネットでも、下記のサイトで公開されています。
「原発はどういうものか知ってほしい」
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
しかしこれを怪文書として反論するサイトも多数有り、代表的なのは下記の物です。
http://blogs.yahoo.co.jp/anti_hirai/13853289.html#62324321
これは東京電力もしくは原発の関係者らしいanti-hirai氏が、やはり東電の技術者らしい人物が平井氏の文章に反論した物に、更に補足解説した物です。
一通り目を通してみましたが、今読むと虚しい限り。
平井氏の文に多くの誤りがある、そもそも原発で現場監督の1級プラント配管技能士として働いていたという平井氏自身が書いた物ではなさそうということは分かります。
癌で余命少ないと知った平井氏が、反原発の集会などで語ったことを元に活動家の人が文章にまとめた物じゃないかと思われます(ここ、あくまで私の推測です。あしからず)。 だから、誤解や誇張もあるけれど、「(原発の)『安全』は机上の話」とか「いくら設計が立派でも、(施工の段階で)設計通りに作られていなければ」危険だとか、定期点検や被曝対策がいい加減ということは、今回の事故、特に作業員の方達の被曝で、全くその通りと証明されてしまったじゃないですか。
anti-hirai氏らは、細かい点について専門用語を駆使して反論しているけれど、素人の私にはよく理解出来ません。 もっと原発の基本的な仕組みから、池上彰さんにでも説明して貰わなければ分かりません。 anti-hirai氏らは言葉遣いはソフトで丁寧だけど、「こんな話も解らん素人が原発批判をするな」というのが本音のようにも思えます。
実際、素人の私には技術的なことはよく分からないのですが、日本の電力に占める原発の割合は3割弱だとか。 その程度なら無駄な電力を節電して、徐々に再生可能な自然エネルギー発電に替えていくことは出来るんじゃないかと思いますが。
あと原発報道で気になるのは、政府の対策が後手後手になるのを批判するのはその通りだと思うけど、そもそも原発を推進したのは現民主党政権じゃなくて、前の自民党政権なのに、それに触れる言説がほとんど無い。
原発事故早期に、菅首相が谷垣自民党総裁に震災・原発事故担当で閣僚入りを打診して断られた事態が批判されていました。 私も選挙など国民の審査を受けずになし崩しの大連立なんてちょっと…と思いますが、おそらくこの時点で政府には東電からの情報があまり入らず、東電とベッタリの自民党を引き込めばもっと情報流れてくるんじゃ?なんて苦し紛れの策だったんじゃないでしょうか?(これもあくまでも推測ですよ。)
明日、私たちの所では統一地方選の投票日ですが、民主党も頼りないけど、政府を批判することで自民党を利するのも、なし崩しの大連立なんてのも後戻りするようで嫌だし、とにかく既成政党に信用出来るところはないけど、口先だけ威勢の良い地域政党なんてのも胡散臭いし、かといって棄権するのは勿体ないし、頭の痛いところです。
まだ被害の全容も分からないし、義援金も届いていないという現状はもどかしい限り。
中でも福島第1原発の事故は、新聞の見出しが小さくなるのと反比例して、汚染が広がっている気がするのですが…。
マスコミは「正しく怖がれ」なんて訳の分からんことを言って、そもそも知識のない一般国民には何が正しいのか分かるわけない。 要するに「大したこと無いから心配するな」と言っているようだけど、この人ら(政治家、企業、学者、マスコミ)が「原発は安全だから心配するな」といってジャンジャン作らせたツケが、この人災じゃないんですか。 その点に何のお詫びも反省もなく、「心配するな」と言われて安心出来るわけがない。 地元の人たちの生活と安全、とりわけ子ども達を早く何とかしてあげて欲しいのですが。
実は、この原発の危険性を警告した平井憲夫という人の「我々は日々被曝しているのです!」という文章の存在は数年前から知っていました。
現在ネットでも、下記のサイトで公開されています。
「原発はどういうものか知ってほしい」
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
しかしこれを怪文書として反論するサイトも多数有り、代表的なのは下記の物です。
http://blogs.yahoo.co.jp/anti_hirai/13853289.html#62324321
これは東京電力もしくは原発の関係者らしいanti-hirai氏が、やはり東電の技術者らしい人物が平井氏の文章に反論した物に、更に補足解説した物です。
一通り目を通してみましたが、今読むと虚しい限り。
平井氏の文に多くの誤りがある、そもそも原発で現場監督の1級プラント配管技能士として働いていたという平井氏自身が書いた物ではなさそうということは分かります。
癌で余命少ないと知った平井氏が、反原発の集会などで語ったことを元に活動家の人が文章にまとめた物じゃないかと思われます(ここ、あくまで私の推測です。あしからず)。 だから、誤解や誇張もあるけれど、「(原発の)『安全』は机上の話」とか「いくら設計が立派でも、(施工の段階で)設計通りに作られていなければ」危険だとか、定期点検や被曝対策がいい加減ということは、今回の事故、特に作業員の方達の被曝で、全くその通りと証明されてしまったじゃないですか。
anti-hirai氏らは、細かい点について専門用語を駆使して反論しているけれど、素人の私にはよく理解出来ません。 もっと原発の基本的な仕組みから、池上彰さんにでも説明して貰わなければ分かりません。 anti-hirai氏らは言葉遣いはソフトで丁寧だけど、「こんな話も解らん素人が原発批判をするな」というのが本音のようにも思えます。
実際、素人の私には技術的なことはよく分からないのですが、日本の電力に占める原発の割合は3割弱だとか。 その程度なら無駄な電力を節電して、徐々に再生可能な自然エネルギー発電に替えていくことは出来るんじゃないかと思いますが。
あと原発報道で気になるのは、政府の対策が後手後手になるのを批判するのはその通りだと思うけど、そもそも原発を推進したのは現民主党政権じゃなくて、前の自民党政権なのに、それに触れる言説がほとんど無い。
原発事故早期に、菅首相が谷垣自民党総裁に震災・原発事故担当で閣僚入りを打診して断られた事態が批判されていました。 私も選挙など国民の審査を受けずになし崩しの大連立なんてちょっと…と思いますが、おそらくこの時点で政府には東電からの情報があまり入らず、東電とベッタリの自民党を引き込めばもっと情報流れてくるんじゃ?なんて苦し紛れの策だったんじゃないでしょうか?(これもあくまでも推測ですよ。)
明日、私たちの所では統一地方選の投票日ですが、民主党も頼りないけど、政府を批判することで自民党を利するのも、なし崩しの大連立なんてのも後戻りするようで嫌だし、とにかく既成政党に信用出来るところはないけど、口先だけ威勢の良い地域政党なんてのも胡散臭いし、かといって棄権するのは勿体ないし、頭の痛いところです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます