ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

仕事を辞めたかった時

2006-05-17 20:37:27 | つぶやき
最近、「『会社を辞めたい』と思ったことは無かったのですか?」と質問された。

20年も働いていると、「辞めたい」と思ったときは何度かある。

たとえば、入社して1年目の5月。
同僚と2台でドライブした帰り、後ろを走っていた私が、よそ見をして「追突」
昔から、事故等にうるさかった会社。
事故がばれると、氏名が入った報告書が、各職場に回覧される。
もちろん「減給」だったり、「出勤停止」だったりする。
報告書のおかげで、出勤しにくくなって、辞めた人や、ノイローゼになってしまった人もいた。

同僚はそれを心配して、上司には報告したが、会社には報告しないようにお願いしてくれた。
同僚の「むち打ち」はひどくて、天気がよくないと出勤できない。
一緒に仕事をするのがいたたまれなくて、「辞めたい」と思った。
でも、私がやめてしまったら、私達をかばってくれた、多くの人に申し訳なくて、仕事をがんばることにした。


30歳の頃、当時の上司に怒られてばかりいた。
主人の病気もひどくなった頃で、家にいても落ち着かない、会社に来ても落ち着かない。
会社を辞めて、どこかに行ってしまおうかとも思った。
そのときの上司は、私のために怒ってくれていたのに、それがわからなかった。
わかるわけがない。精神状態がボロボロになっているのだから。

「辞めたい」でも、やめて次に私ができることは?
今のお給料を維持するだけの仕事ができるの?
食べていくって事は、辛いことなのよ。がんばろう。

神様は、乗り越えられない試練は与えない

この言葉を励みにした。


バイトも、辞めたいと思うことがあった。
もともと、人と話すことが苦手な私が「営業」をする。
声を掛けて、快く話を聞いてくれる人ばかりではない。
「うるさいな、声かけるなよ」と罵声を浴びせられたり、怒鳴られたり。
にらまれたり、無視されたり・・・
涙が出そうなときがいっぱいあった。

そんな時、夜のバイトの友人の言葉を思い出す。
夜のバイトにはいろいろな人がいる。
ある、女性リーダーはいつも、男性が怒るような言葉使いで、怒っている。
怒っている内容も、くだらないもの。
周りの人まで嫌な気分になる。
昨日、今日仕事を始めた人に、怒鳴ったって、仕事を上手くできるはずが無い。

「育ちがわかるわね」友人の言葉。
「言葉使いが下品なのは、家がそうだからよ。私が母親なら、怒ってるわ」

なるほど、彼女もかわいそうな人なのだ。
ちゃんと「躾」ができていないのだから。
この場では通用しても、周りのみんなは鼻で笑っているのよ。

怒るから言うことを聞くけど、「信用」は無い。
「信用」がないことほど、寂しいものは無いと思うけどな。

最近は、土日のバイトのお客様に怒られても平気。
簡単に怒る人ほど「かわいそう」に思う。
「今、忙しいからごめんなさいね」の一言でいいのに。
「躾」だけでなく、「私は心が狭いですよ」って自分で言っている気さえする。


自分が悪くて、怒られているときは反省しなくてはいけないが、怒ってばかりいる人には「この人疲れないのかな?しわ増えるわよね」なんて、言葉は右から左。
怒りたい人は、怒ってしまえば気が済むんだから、怒らしてあげよう。なんて思ってしまう。


くよくよ悩まない。
暗く愚痴らないで、楽しく愚痴る。
自分のみかたはまわりに沢山いるのよ。
大丈夫!!




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