姉のところで飼っていたサビ猫のサビちゃんです。
多摩川の川辺で拾われて、まだ水も自分では飲めないくらい小さかったそう。
2003年の4月頃のこと。
お家に連れて帰ると、そのさび柄にちょっと家族は絶句したそうです。
なんだろう? この柄は!?
だけど、そのかわいさ、賢さに、みんな虜になっていったのでした。
サビ猫とは、その名の通りちょっと錆びたような色合い、黒と赤のモザイク模様の被毛を持つ猫で、三毛猫の一種のようです。
だから、女の子ばかりなんですね。
別名「べっこう猫」英語でトータスシェル(英: tortoiseshell、「べっ甲」の意)あるいは縮めてトーティ(英: tortie)とも呼ばれるとか。
なるほど。べっ甲柄なんてステキな表現ですね。
毛色は主に黒と茶色の毛で、不規則に入り混じった柄で 一つとして同じ柄や毛色が無くてとても個性的✨
サビちゃんは、頭が良くて、窓のカギを開けたり、(私も目撃しました!)
四六時中、大きな声で、ニャーニャー…。
電話口からも聞こえてくるくらい。
よくこんなに大きな声が出るなぁ。
何を訴えていたのでしょうね。
健康にも恵まれ、病院に行ったことがほとんどないくらい病気知らず。
そんな飼い主孝行なサビちゃんでした。
苦手だった、今年の夏の暑さも乗り越えて、つい先日まで元気だったのですが、
急に食欲が落ちて…。
まさか…。
サビちゃんが大好きだった 姉の長男が、駆け付けてきてくれたそうです。
ちょっと目を開けて、きっと安心してみんなを見ていたことでしょう。
布団を汚したくないと、よろよろ布団から出て、おしっこしたよ。って姉からラインが来ました。
それから、数日、水も飲まず、
大好きだったピアノの音に包まれて、 家族みんなに見守られ、祈られて…。
最期は最愛の長男に側に寄り添われながら、
さいごの鼓動が聞こえるまで、その腕に抱かれながら
安らかに天国に旅立っていきました。
11月1日。12時49分。
ありがとう。さようなら。サビちゃん。
18歳と6カ月
本当に長い間、
振り返れば、たくさんの思い出が詰まった 家族の歴史とともに、
生き抜いた猫生でした。
途中経過を載せます。
さいごは、青いリンドウの花に囲まれて お空に昇り、虹の橋を渡ったサビちゃん。
リンドウの花も背景に描いてみました。
先日、ご紹介しましたラインスタンプのサイトはこちらです。
よろしかったら、のぞいてみてください。
https://line.me/S/sticker/17311586
私が描いた絵は、
里親会の応援グッズとして、販売させていただいています。
友人がもう10年以上、里親会の活動を、保健所などの応援も得て、続けています。
そちらの資金に少しでもお役に立てたらと思っています。
kinako-japanのオリジナルアイテム通販 ∞ SUZURI(スズリ)