猫絵日記

絵を描きながら、猫と私のささやかな日常を綴っています。

さびねこのさびちゃん

2021-11-18 08:03:18 | 日記

 

姉のところで飼っていたサビ猫のサビちゃんです。

多摩川の川辺で拾われて、まだ水も自分では飲めないくらい小さかったそう。

2003年の4月頃のこと。

 

お家に連れて帰ると、そのさび柄にちょっと家族は絶句したそうです。

なんだろう? この柄は!?

だけど、そのかわいさ、賢さに、みんな虜になっていったのでした。

 

 

サビ猫とは、その名の通りちょっと錆びたような色合い、黒と赤のモザイク模様の被毛を持つ猫で、三毛猫の一種のようです。

だから、女の子ばかりなんですね。

別名「べっこう猫」英語でトータスシェル(tortoiseshell、「べっ甲」の意)あるいは縮めてトーティ(tortie)とも呼ばれるとか。

なるほど。べっ甲柄なんてステキな表現ですね。

毛色は主に黒と茶色の毛で、不規則に入り混じった柄で 一つとして同じ柄や毛色が無くてとても個性的✨

 

 

サビちゃんは、頭が良くて、窓のカギを開けたり、(私も目撃しました!)

四六時中、大きな声で、ニャーニャー…。

電話口からも聞こえてくるくらい。 

よくこんなに大きな声が出るなぁ。

何を訴えていたのでしょうね。

健康にも恵まれ、病院に行ったことがほとんどないくらい病気知らず。

そんな飼い主孝行なサビちゃんでした。

 

苦手だった、今年の夏の暑さも乗り越えて、つい先日まで元気だったのですが、

急に食欲が落ちて…。

まさか…。

 

サビちゃんが大好きだった 姉の長男が、駆け付けてきてくれたそうです。

ちょっと目を開けて、きっと安心してみんなを見ていたことでしょう。

布団を汚したくないと、よろよろ布団から出て、おしっこしたよ。って姉からラインが来ました。

それから、数日、水も飲まず、

大好きだったピアノの音に包まれて、 家族みんなに見守られ、祈られて…。

最期は最愛の長男に側に寄り添われながら、

さいごの鼓動が聞こえるまで、その腕に抱かれながら

安らかに天国に旅立っていきました。

11月1日。12時49分。

ありがとう。さようなら。サビちゃん。

 

18歳と6カ月

本当に長い間、

振り返れば、たくさんの思い出が詰まった 家族の歴史とともに、

生き抜いた猫生でした。

 

途中経過を載せます。

 

さいごは、青いリンドウの花に囲まれて お空に昇り、虹の橋を渡ったサビちゃん。

リンドウの花も背景に描いてみました。

 

 

 

 

先日、ご紹介しましたラインスタンプのサイトはこちらです。

よろしかったら、のぞいてみてください。

https://line.me/S/sticker/17311586

 

 

私が描いた絵は、

里親会の応援グッズとして、販売させていただいています。

友人がもう10年以上、里親会の活動を、保健所などの応援も得て、続けています。

そちらの資金に少しでもお役に立てたらと思っています。

 

kinako-japanのオリジナルアイテム通販 ∞ SUZURI(スズリ)

 

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