熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

政治のリーダーも高齢化

2020-09-21 23:06:13 | 研修
米国の大統領選挙は8月、共和党のトランプ現大統領(74)と民主党のバイデン氏(77)の70代対決に決まりました。

日本で16日に発足した菅内閣の平均年齢は60.4歳、自民党4役の平均は71.5歳です。

一方で欧州連合(EU)では、世界最年少の31歳で就任したオーストリアのクルツ首相(34)をはじめ30、40代の首脳が珍しくありません。

この背景には、閉塞感が漂う社会で、変化への国民の期待や政党の模索があるようですが、なぜ日本では若返りが起こらないのか?。

フィンランドでは80年代以降に生まれた若者で、グローバル化や環境問題、性的多様性などの議論が活発化しています。
党内の議論でも若手が主導権を握るようになったといわれています。

グローバル化による人や物の大規模移動で起きた混乱に「従来の政党は十分対応できず支持を失った」と指摘されています。

この結果、「党内の再編による若返りと同時に、新しいリーダーシップによる新勢力の台頭が起きた」と分析されていますね。

40代以下の欧州連合(EU)首脳(※は女性首脳)のリーダーです。

年齢  名前・肩書      国名      父親の職業
34歳 クルツ首相      オーストリア  教師
34歳 マリーン首相※    フィンランド  不詳
42歳 ラタス首相      エストニア   元国会議員
42歳 フレデリクセン首相※ デンマーク   技術者
42歳 マクロン大統領    フランス    学者
42歳 アベラ首相      マルタ     元大統領
45歳 ウィルメス首相※   ベルギー    学者・銀行家
47歳 マトビッチ首相    スロバキア   不詳
47歳 ベッテル首相     ルクセンブルク ワイン商
48歳 サンチェス首相    スペイン    経営者
44歳 ミシェル大統領    EU       元外相

皆さん若いですね。

EUでは社会の閉塞感に既存の政党が対応できないので、若い世代の考えに答えられる若いリーダーが求められたということらしい。

日本も社会の閉塞感は相当なものなのですが、若い世代は現状に満足しているのか自民党支持者が多いとのことです。

これでは若いリーダーが出てくるはずもなく、高齢者よりの政策になるのもやむを得ないでしょうね。

日本とEUとの相違に気が付いて政治の世界に世代交代を求める若者が多くなるといいですね。

野党も立候補者の年齢制限を設けるとか、立候補者の半数を女性にするとか、与党との相違をアピールした方がいいと思うのですが。

これも難しいかな。


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