熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

老人力

2009-08-26 16:30:42 | Weblog
老人力という便利な言葉があります。

年を取ると人間の様々な機能が低下してきます。
普通は、この機能低下を「衰えた」「動きが鈍い」等のマイナスの言葉で表現することが多いのですが、「老人力」の言葉からは、プラスのイメージを受けるのが不思議です。

私も人並みに老人力がついてきました。
この老人力も決して悪いものではなく、かなり便利なときもあります。

例えば、物忘れが多くなるのは、嫌なことをすぐに忘れることができるという良い面があります。

また、人の名前をなかなか思い出せないというのも、新しい人と知り合うために、メモリの空き容量を増やすために必要だと考えれば良いことかもしれません。
私も、嫌な人の名前と顔はすぐに忘れます。
私と会って、「え~と、どなたでしたっけ」と言われたら、嫌われていると思って下さい(冗談ですが)。

年を取ると良い点がもう一つ。
「何を言っても許される」場合が多いことです。
まあ、年寄りの戯言と思って相手にされないのかもしれませんが。

「老人力」、このような前向きな表現を考えるセンスが欲しいですね。
派遣村に集まった人達を「怠け者」と表現したり、「金がないなら結婚するな」とか、特に政治家に表現力が未熟な人が多いようです。
政治家には、センスのある言葉を考える努力をしてほしいですね。

私もしばらくの間、老人力を楽しむことにしましょう。




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