再びオオワシのグルに会いに行ってきました。
朝10時過ぎポイントに着。
天気は良かったのですが、風がほとんどなく出があやぶまれた。 グルは山上の木の上に止まったまま動かないとのこと。昼過ぎポイントから見える場所にグルが移動。見えると云っても米粒より小さいが、まずは確認できた。
しびれが切れ始めた3時過ぎやっと飛び立ち!!
一瞬見失うが、少し後湖から低い高度で市街地に進入。
住宅地のすぐ上を、
今日は風がないため、羽根をはばたかせて旋回をくりかえして高度を上げ、
ビル群を抜けて。
撮影時はっきりしませんでしたが、今回魚を獲ってきました。 大きくないためでしょうか横に掴んでいます。
羽ばたき、高度をあげます。
羽ばたいて、山の方に消えました。
獲物の魚、エラと腹のあたりがはっきり見えます。
なお、今回のグル、ほとんどの写真で、口をかすかに開けています。 羽ばたきのため息が荒くなっているのでしょうか??
優雅なすがたで、
時には羽ばたいて、
灰色がかっているのが幼鳥、
よくけんかをしていました。
白鳥を撮るの初めてです。 これからは水鳥も・・。
コハクチョウ 小白鳥 全長120cm
これが正統派「ワシづかみ」の作法です。
オオワシ「グル」の後編。 昼過ぎ湖畔からちょっと高い「鷲見台」(正式名称に非ず)に移動。
ここで、グルが湖で狩りをして、大きな魚(鯉でしょうか?)を山上の食堂に運ぶ飛翔の一連を撮ることができました。
この「鷲見台」は西に面しており、北西の風が当たるとそこに上昇気流が生まれます。グルはこの上昇気流をうまく利用し高度を上げていきます。 驚いたことにこの飛翔中、ほとんど羽ばたきをしないでグライダーのように風を捉え、旋回をしながら、どんどん上昇していきます。
湖で獲った魚を両足でそれこそ「ワシ掴み」して、低い高度で市街地の上空に入ってきます。 カメラは下向きで、ビルなどが見えます。このあと背景に注目。
グルは左手からさらに右に移動しながら高度を上げ、
さらに上昇していきます、背景が遠くの湖面に。 旋回もしているのですが、左向きの時の写真はボツでした。
さらに湖面の遠いところに変わり、上がってきました。
この後の絵は1枚目のもので、背景は対岸の山並みです。カメラの向いている角度はほぼ水平まで上がってきました。
さらに対岸の山並みの上にまで上昇。
さらに上昇し、右手の山の中へ消えました。 この奥で食するようです。
グルの飛翔、背面を獲ることができました。
白黒のコントラストが見事。
この後、ハプニングがありました。
11年前に瀕死の状態で見つかったオオワシを50日間にわたり、必死に看護し、食事を与え元気にされた林さんがあらわれました。 いろいろ苦労されたことなどの話をお聞きできました。 看護し始めたとき「グルッ グルッ」と鳴いたので「グル」と命名したとか・・。
また、ことし、別のオオワシ若がここに現れたとき、グルが攻撃をしかけ追い出してしまった時の状況を、バトルの写真を示しながら話していただきました。 多謝。
今回初めてのグルでしたが、よく出てきてくれましたし、獲物を運ぶ飛びも撮れましたし、現地の皆さんの暖かい対応もあり、楽しいワシ撮りでした。
ほんとうにありがとうございました。
日曜日、諏訪湖にオオワシの通称「グル」を追ってきました。 枚数が多いので2回に分けてUpします。 最初は午前中の出来事を中心に。
朝8時ころ湖畔に到着。天気晴朗なれど寒い、ー8度。湖面は氷結。
そこで現地の方と出会い、いろいろグルのこと、習性など教えていただきました。 I さん始め皆さんありがとうございました。
しばらくして現地の方がグルを見つけてくれました。 後方の山の稜線近くの木の中に、米粒より小さく、肉眼では見えず、望遠レンズでやっと確認できるほど。1000mくらいあるのでしょうか。 不動。
このときの写真。ノートリ、500mmX1.4ext使用。 中央部に右を向いているグルが見えるのですが・・。 それらしき橙色のくちばしと白の胴体がかすかに。
10時ころより北西の風が吹き始め寒いことはなはだし。 グルは風を利用して飛ぶとのことで、飛び出しを期待。
10時半ころ飛び出し! われわれの方向へ。 しかし高い!
われわれの真上を通過、
くさび形の尾羽がおもしろい。
湖のほうへ。採餌を期待したのですが、そのままぐるりと周回し山の方へ。
このように山から飛び出しては、何も獲らずに周回を2,3回繰り返し。
山で休んでいるとき、カラスが集団でグルの近くに。 いわゆるモビング(mobbing)です。嫌がらせや、おこぼれをねらったりして、よく追っかけていくようです。
またも小さい写真ですみません、何しろ遠いもので。
グルの周りに3羽カラスが。大きさの違いがわかります。
グルが飛び立つと、一緒に、
しつこくつまとわりついていましたが、最後はグルがふりきり or カラスがあきらめ・・。
湖畔でグルを撮りましたが、遠いものがほとんど。
昼ころになると湖面に張っていた氷が波で割れ、風に流されわれわれのいた辺りに押し寄せてきました。
氷の上での食事風景が期待できなくなったことなどから、湖が一望できる小高いところの「鷲見台」 (私が勝手に付けた名前で、正式な名称ではありません) に移動することにしました。 ここでは比較的近くを飛んで、魚をつかんでいるグルが撮れましたので、次回Up予定。
一番上のアップ写真はこの高台で撮ったものです。
田雲雀というぐらいなので田んぼにいるものと思っていましたが、海岸にもいるとのこと。 同じような鳥にビンズイがいますが、私は、この鳥との識別はほぼ不可能。
波打ち際の岩の上で、
護岸堤防で、
<タヒバリ(田雲雀) 全長16cm、冬鳥として本州以南に飛来、農耕地、河原、海岸、草地などに群生する。 亜種が多い。>
ユキホオジロ(雪頬白)を撮りに港に行って来ました。晴れていましたが海風が寒い一日。
この鳥冬鳥として北海道に渡来するが、少数が本州北部、日本海側にも飛来。関東に現れるのはめずらしいとのこと。
雄1羽が堤防の上波打ち際で採餌、かわいい姿を見せてくれました。
名前の如く、胸から腹にかけての白さが良いですね。。
堤防の上、緑があるところで採餌風景、
めずらしい小枝止まり、
背面上部。 ホバリングのような飛び方をしていました。
フクロウ目で夜行性のため昼間はもっぱら休息タイム、目を開けろというのがむりなのですが・・。
いつもこのような姿で睡眠。
この瞬間のみでした、目を開けていたのは。ただしきれいな黄色リングは見えず。
ほぼ全身が見える位置で止まって。
ときどき羽繕いでしょうか、足で頭のあたりを掻いていましたが、眠ったまま。
さすが、ネズミなどを捕る鳥、爪が鋭い。
公園に入るとまず、アオシギがお出迎え。
そして公園の人気者、アオジがユキの上に、
常連のシジュウカラも葦原から小枝に。 (この頃までは太陽が見えてましたが、だんだん隠れ始め・・)
メジロも残り少ない木の実を求めて、右後方に光っているのがユキです。
ここの女王、百舌卑弥呼も、
人気者のアカハラも、 (少しずつもやがでてきました)
ここを縄張りにしているジョウビタキ♀も、少し遠い。
葦原の中からクイナが一瞬、 (朝もやがはげしく・・)
ヒヨドリも、
最後はルリビタキ♀、なかなか良いところにには。 ♂を待ちましtがタイミングを失し残念。