今年も大鷲(オオワシ)グルに会いに諏訪湖に行ってきました、
北に旅立つ時期が近づいていますので、その前に一度は会わねばとと思い。
着いて高台から湖面を見渡したら、まだいました。ラッキー。
ただし、遠く、湖面にわずかに残った氷の上に。そこで湖岸に移動。
その氷上でおもしろい光景に遭遇。
グルが氷上から飛び立ち、鴉(カラス)の群れの方へ。
オオワシの飛びものが撮れたと喜んでいたら、
鴉の群れが一斉に飛び立ちます、
真ん中に残っていたのは鳶(トビ)でした。
実はトビが、獲ってきた獲物を、オオワシ グルが横取りしようと襲ったようです。
グルの向こうで、トビが獲物を持って飛び上がろうとしています。
さらに近づくと、トビは獲物を残し、飛び立って逃げていきます。
トビの獲物は、魚のようです。
さらに近づき、
ゲット! 横取り成功。 さっそくカラスが近寄ってきます。
オオワシグルはゆうゆうと食事です。 カラスがおこぼれをねらっています。
これもグルの採餌方法の一つなのですね、猛禽のトップに立つオオワシならではのやり方です。
地元の方によると湖面が氷結しているときはよくカモ類を襲うことがあるとのことです。
以上が午前の部。
冷たい北風の中暖かい食事を取り、その後高台に移動しましたが、そこで
ねぐらに帰る(?)グルの飛翔も見られました。 詳細は後で。
グルは今年で13回諏訪湖に飛来しているオオワシで、地元の名士。
1991年1月瀕死の状態で保護され、地元の方の手厚い看護で元気になり、
それ以降毎年ここ、諏訪湖に飛来しています。
mikeは今年で3回目。