先日の遠征の続き、ニュウナイスズメです。今の時期は山地で良く見かけます。
通常のスズメと同じように見えますが、頬に黒点がなく、雄は頭部と背面はスズメよりもあざやかな栗色をしている。全長約14cm。
<本種の和名の由来については以下の三説が有名である。
1.スズメに見られる頬の黒斑を欠くことから、ほくろの古名であるにふ(斑)が無い雀、ということで斑無雀。
2.新嘗雀(にいなめすずめ)がなまったものであるとする柳田國男の説。
3.平安時代に陸奥守として東北地方に左遷され、現地で恨みを抱いたまま死去した貴族、藤原実方が本種に転生して宮中に入り込み、納税された米を食い荒らしたという伝説がある。宮中(内廷)に入る雀、ということで入内雀。
後ろの二説にも関連するが、長い間本種は晩夏から初秋にかけて田に大群で押し寄せ、イネの未熟果を食い荒らす大害鳥と信じられていた。目にする機会が少ないにもかかわらず、鳥獣保護法でスズメと共に狩猟鳥に指定されているのはそれゆえである>
通常のスズメと同じように見えますが、頬に黒点がなく、雄は頭部と背面はスズメよりもあざやかな栗色をしている。全長約14cm。
<本種の和名の由来については以下の三説が有名である。
1.スズメに見られる頬の黒斑を欠くことから、ほくろの古名であるにふ(斑)が無い雀、ということで斑無雀。
2.新嘗雀(にいなめすずめ)がなまったものであるとする柳田國男の説。
3.平安時代に陸奥守として東北地方に左遷され、現地で恨みを抱いたまま死去した貴族、藤原実方が本種に転生して宮中に入り込み、納税された米を食い荒らしたという伝説がある。宮中(内廷)に入る雀、ということで入内雀。
後ろの二説にも関連するが、長い間本種は晩夏から初秋にかけて田に大群で押し寄せ、イネの未熟果を食い荒らす大害鳥と信じられていた。目にする機会が少ないにもかかわらず、鳥獣保護法でスズメと共に狩猟鳥に指定されているのはそれゆえである>