訳・矢野徹、井上一夫、福島正実、吉田誠一
早川書房
1982年9月 ハヤカワ文庫SFから刊行された『ハインライン傑作集②』の新装版
2015年1月 発行
解説・高橋良平
429頁
「ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業」
自分を尾行するよう依頼してきた男ホーグ氏をめぐる謎に巻き込まれていく私立探偵夫婦
「象を売る男」
妻と二人、アメリカ全土を回り様々な商売をしてきた男
妻亡き後、今は象を売っているという
「輪廻の蛇」
酒場を訪れた青年の身の上話
タイムパラドックスの傑作といわれています
『プリデスティネーション』というタイトルで映画化されているそうです
観てみたいです
「かれら」
彼らが観察しているのは病院の一室にいる若者
タイトルは忘れましたが、ハリウッド映画に知らぬままに生活を監視されていた男の物語がありましたね
「わが美しき町」
つむじ風・キトンの助けを借りて町の政治腐敗を正そうとする新聞記者
「歪んだ家」
斬新な新築の“過剰空間住宅”が地震の影響で四次元空間住宅と化す
ユニークです
あえて書くこともありません
ハインライン、大好きです
こんにちは…
ハインライン…'宇宙の孤児'の翻訳を大昔に読んだ記憶が…(←あらすじさえ忘却の彼方ですが(笑))
ヘッセの'ステッペンウルフ(荒野のおおかみ)'同様,60年代のピッピー(←死語?)たちのバイブルだったという'異星の客'のペーパーバックが積ん読の山のどこかにあるはずですが…(←こればっかり)
ただいまウィルキー・コリンズの'The woman in white'を読み続けてます…しかし,とにかく回りくどい(笑)
読み終えたら'異星の客'も原文がpdfでダウンロードできますのでプリントアウトして読んでみますか…(←本当か(笑))
んでは(>_<)
アメリカの外せない文学作品はきちんとチェックされているのですね(それも原語で!)
アメリカ文学は20世紀半ば~後半のは読めるのですが21世紀以降のはもうひとつシンクロできない部分があります。〇〇系アメリカ人はまだ良いのですが。
お読みになられていたのですねー。
私は映画がとても面白かったので、小説も・・・という経緯でした。
ハインラインは、夏への扉しか読んだことがないのですが、自分と相性がいいと思っています。
毎度、見事な収束に膝を打つワタクシです。
映画はCSやBSで放送が無いかチェックしているのですがなかなか遭遇できません。
「夏への扉」は山下達郎さんが先だったのですが、小説も最高でしたね~。
「パフューム」はCSで録画しておいたのを観たところです。そちらの感想は後日♪