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おうち映画(日本)を5本

2019年06月26日 | 映画(国内)

 

「スワロウテイル」
1996年
【Netflix】 

舞台は“円都(イェン・タウン)”と呼ばれる架空の多国籍都市
そこに暮らす違法労働者“円盗(イェン・タウン)たちの物語です
ダウンタウンで暮らす夢を叶えるため、仲間のフェイホン(三上博史)らと偽札作りを始めた娼婦・グリコ(Chara)はライブハウスを買取、歌手として成功していきます
彼女を姉の様に慕う少女・アゲハ役の伊藤歩さん(当時15歳)が初々しくて可愛らしいです
他にも豪華出演者が目白押し

日本映画とは思えない設定と展開ですよね
公開から25年近く経っていますが充分楽しめました

YEN TOWN BANDのSwallowtail Butterfly~あいのうた~
名曲です♪

 

 

 

 

「太秦ライムライト」
2014年
【日本映画専門チャンネル】 

京都・太秦を舞台に時代劇という日本が誇るジャンルを支える人々にスポットを当てたドラマ
斬られ役の第一人者、福本清三が、そのまま斬られ役の名手として活躍してきた老俳優・香美山清一として主役を務めます
若者向けの新しい時代劇の波にのまれ出番を失いつつある香美山は、新人女優のさつき(山本千尋)から殺陣の稽古を頼まれます
香美山の指導のお蔭でチャンスを掴んださつきはスター女優となり、時が流れ、大作時代劇の主演を務めることになった彼女は既に引退し故郷で暮らす香美山を訪ね共演して欲しいと頼みます 

殺陣が素晴らしいです
美しいと思いました
特に山本千尋さんがどんどん上手くなっていくのには驚かされました 

不器用なほどに自分の信じる道を生きた男・香美山清一
カッコ良かった!

 

 

 

 

「少年H」
2013年
【日本映画専門チャンネル】 

原作 妹尾河童「少年H」
自伝的小説の映画化です 

戦前から戦後までの神戸を舞台に軍国化や戦争という暗い時代の影を跳ねつけながら生きる家族の姿を描きます
洋服仕立て職人の父に水谷豊、キリスト教徒の母に伊藤蘭
実の夫婦が夫婦役を演じているからか微妙に距離が感じられてどうなの?と思ってしまいました 

戦中には、父を始めとして周囲の大人たちが軍や警察に理不尽な扱いを受けながらもひたすら耐えるのを見聞きし、自分自身も教官から理由もなく殴られ、そして焼夷弾によって町や人々が焼かれるのを目にした妹尾少年
戦争が終わってみれば、あれは何だったのかというほど180度社会が変わってしまいます
何の為の戦争だったのか?
妹尾少年の苛立ちは家出という形をとります 

敗戦後、全てを失った日本人が一から作り直した日本に今暮らす私たちは戦争があったことを記憶に留める努力を怠ってはいけないのだと思いました

 

 

 

「0.5ミリ」
2013年
【Netflix】 

介護ヘルパーのサワ(安藤サクラ)はある事件に巻き込まれ仕事も家もお金も全て失ってしまいます
人生の崖っぷちに立たされたサワは、ワケアリの老人を見つけては介護を買ってでる押しかけヘルパーとして生きていくことになります 

老人たち=織本順吉、井上竜夫、坂田利夫、津川雅彦、柄本明との各話がかなり長いのですが全く退屈さを感じさせないのはテンポの良さでしょうか
物語の背景に見え隠れする高齢化社会問題を上手く取り込んでいます
サワは老人のお金目当ての詐欺師と言えなくもないようですが、老人たちはサワに引っ張られる形で“幸せ”を見つけていくのです
締めくくりは、最初に出てきたお祖父ちゃんの孫のエピソード
これが最高に良かったです 

津川雅彦さんに対しても臆することなく自然体で演技ができる安藤サクラさん
素晴らしい女優さんです!

 

 

 

 

「今夜、ロマンス劇場で」
2018年
【日本映画専門チャンネル】 

昭和30年代
モノクロ映画の中のヒロイン(綾瀬はるか)と現実世界の青年(坂口健吾)が織りなす切ない恋の行方を描いたファンタジックなラブストーリー 

公開当時、映画館に行けなくてずっと観たいと思っていた作品です
期待し過ぎたのがよくなかったのか…
勿論、映画への愛に溢れた良作ですし、何度かもらい泣きもしてしまったのですが、期待したほどではなかったというのが正直な感想です 

印象的なのは

ロマンス劇場支配人・柄本明さんもそうだったのね…

入院中の老人・加藤剛さんがあの青年なのは想像できるけれど、どういう展開になるのかしら…

綾瀬さんのファッション!
ホント、美人でスタイル抜群でした! 

ファンの皆様には申し訳ないのですが、坂口健吾さんと星野源さんの外見が全く違うというのは分りますが、キャラクター造形の大きな違いがはっきりしないワタクシなのでした

<m(__)m>

 

 


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