点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

徒歩通勤ならではの光景

2018年02月22日 20時38分14秒 | 日記

ここ数日でまた雪がドカドカ降って、毎朝の雪かきが大変だ。うちの家の近くに住んでいる我が職場の大ボスも、朝の5時くらいから雪かきをやっていて、これだけ責任があって忙しい最中のボスですら家のことを頑張っているんだなあと思い、自分もやる気がアップした。

とは言え、早朝の雪かきは本当に肉体に堪えるようで、昨日は7時に帰宅してご飯を食べるや否や、疲れ果ててすぐに寝てしまった。さすがに往復100分の徒歩通勤を毎日続けながら、朝夜の雪かきが続くと体が壊れてしまう。本当に雪はもう勘弁してほしい。

歩いて通勤していると、いろんな人に出会う。2日前は、大粒の重たい雪が降っている中、歩きながらコンビニおにぎりを食べているサラリーマンの後ろをたまたま歩いた。急いでいるのかな、すげーなと思って何気なく眺めていたら、カバンからまさかの2個目を取り出す。

そして、後ろから見ているからどういう所作があったのかまるでわからないが、左手にはカバンがあったからおそらく右手だけで、コンビニおにぎりの包装を取って一瞬でおにぎりを完成させムシャムシャ食べ始めた。これは相当、凄い技だと思う。

またある日は、長靴を履いているから雪だまりとか水たまりとかに入ることをいとわない人の後ろを歩いた。ガシガシ、バシャバシャと音を立てながら。なんなら、踏み固められていない雪を積極的に踏み込んで、後続の人を歩きやすいように気を使っているようにも見える。

だが、歩くとかかとから水が跳ね上がってズボンの後ろのほうはびしょびしょになっている。長靴は無敵だが、こういう弱点があるんだよなあ。わかりますよ、と心の中で思いながらしばらく後ろを歩くこととなった。徒歩通勤だからこそ一見珍しい動きをする人たちにも出会える。

思ったが、自分だってウォークマンでラジオとかトーク番組を聴きながら歩いていて、常に笑いを堪えながら歩いているのだ。たまに我慢できず噴き出したりしてるので、自分こそが客観的に見て最も怪しい人なのかもしれない。

                              ~完~


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