点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

天気のいい日曜日

2012年05月27日 20時57分01秒 | 日記

河本準一の母の生活保護受給について、各方面で議論が起こっている。

「一議員が、たった一人のプライバシーを暴いてしまったのはやりすぎだ」という「片山議員批判派」。「河本さんはとてもいい人。反省しているのだからもう話は終わりにしよう」という「河本擁護派」。「いや、親族ももらっているという話だから、徹底的に調査して暴こう」という「河本批判派」。
様々だけど、生活保護の制度についてのあり方を改めて考える、という機会になってるのは間違いない。

これらの議論の中で、自分が「なるほどその通りだ」と思った発言は、ビートたけしさん。以下引用。

やっぱりね、芸人とか役者、芸術家とか、そういうものを目指す人は俺はアルバイトすべきだと思うね。食えないと言っちゃいけないと思うよ。
だって昔のフランス座の人なんかほとんど片肺とってるからね。肺病になってね。結核で。そういう汚いところで必死になって生きている人のことを考えたら、好きな仕事をやれることだとしたら、働くべきだと思う。あらゆる方法をとって。援助じゃなく。

援助を受ける人は働くことができないだけであって、好きな仕事に就くっていうのはまた別問題。お笑いとかね。そういう人たちは、頑張ってその好きな仕事をやるために色んな仕事を逆にやって支えなきゃおかしいんじゃない。
この仕事やりたくないって言ってる人だっているかもわかんないもん。辛いけど生きていくために働いている人と、好きな仕事をやって生きていくのとはまた逆だからな。


素晴らしい。好きな仕事を、収入が少ないと知りながら自分で選んだのなら、それを生活保護受給の言い訳するなと。逆に、何を言ってるんですか?と思ったのが歌手・河口恭吾さん。以下引用。

国会では議論すべき問題がその他に沢山あるでしょうが。
ていうか議員さん達なんて今回の件の額なんて笑い飛ばせるような
利権をむさぼり食ってきたんでしょうが。それを今更なにを平然と・・・・。まぁ、それが政治家か。
政治も人気獲りのマスコミのまねごとをしてきているのだとしたらこの国は本当に末期ですね。


うーん…。河口さんはあれを人気とり、と思ったようだけど自分はそうは感じなかった。片山さんは自分の考えをみんなにもわかりやすい問題提起としてうまく取り上げてて、凄いクレバーな人だと思った。あるいは生活保護の不正受給の問題が大きくなっている、というのを知らないから、単なる弱いものいじめに見えちゃったんでしょうか。

もう一人。麻木久仁子さん。以下引用。
あの議員さんたちは、恵まれた環境に生まれ高い教育を受けさせてもらい、親や親族、縁に恵まれたことへの感謝の気持ちはないのかな。謙虚さこそが“伝統的日本人の美徳”ってえやつじゃないのかな。

…これはちょっと、何が言いたいのか意味がわからない。

                                        ~完~