暇つぶしです

私が思いついた事を書くだけのブログです。

トリクルダウン

2020-01-25 10:27:20 | Weblog
 トリクルダウン
 
 トリクルダウンを否定する人達が大勢いるのだよね。左翼とか。左翼マスコミとか。まあ、頭の悪い人達と言っても良いが、と思うが。
 トリクルダウンと言うのは、上が金持ちになれば、下もその恩恵を受けるという理論の事だけど。
 だけど。

 日本がバブル経済の頃、今思えば、アメリカは不景気だったのだと思う。
 『日本人が、アメリカの土地を買いあさっている』とアメリカ人は言っていたが。
 今は、アメリカの土地の価格の上昇が言われている。
 『サンフランシスコは、年収1000万円でも貧乏だ』とか。
 アメリカの家は、普通の一般庶民が借りられる価格ではない、とか。
 それは、『アメリカが好景気』と言う意味だよね、と思う。
 で、何で、アメリカ経済が復活したかと言えば、IT産業だろうと思う。
 だけど。

 IT産業というのは、全ての人が、働ける産業ではなくて。
 知的能力が要求される。正確に言えば、プログラミング能力が要求される。
 そして、そのプログラミング能力は、誰にでも手に入れられる能力ではない、と。
 多分、何らかの才能が必要だ、と。

 『みんな平等だ』と言っておけば安全なのだよね。
 「消費者になるのは、簡単だ」と言っているけど。
 だけど、IT自体も、消費者だとしても、みんなが使えていない。
 スマホ使えていない、使えない人は多い。
 スマホぐらい使えても、パソコン使えない人は多い。

 大学って、『役立たずで、あれば、あるほど素晴らしく』じゃないのかなと思う。
 そしたら、所得格差が生じないから。

 大学で、留年があるのと、ないのとどっちが良いのかなって。
 だって、留年がなければ、それだけ学費も少なくて済んで、大学にいる期間も短くて済むじゃないですか。
 大学を、『入るのは簡単に。出るのは難しく』って言っている人達って、頭がおかしいのではないかと思う。
 そんな事をしたら、留年する人達が増えて、卒業出来ない人達が増えるだけだから。
 日本だろうがアメリカだろうが、「大学の卒業には価値がある」。大学を中退しても、あまり価値は認められていない。
 だったら、留年なんてなくて、4年で卒業出来る方が良いじゃないですか、と思う。余計な勉強しないで済むし。

 「知識には価値がある」のでしょうね。
 で、その知識を大学で教えるべきだと主張する人達がいる。
 だけど、そんな事をしたら、大学に行ける人と、大学に行けない人との間で、格差が生まれるだけではないですか、と思う。

 『とにかく苦労すれば良いのだ』って。
 知識によって、豊かになってはいけない、と。
 収入は、労働時間によって決まらなければならない。
 時給が人によって、違うのは、差別だと考えている人達がいる。
 日本の医者の給料はアメリカに比べて低いが。それでも、『医者の給料が高い』と文句を言っている人達がいる。『医者が偉そうだ』と文句を言っている人達がいる。実際に、その医者の価値は高いのだから、医者が偉そうにしても、文句言えないのではないかと思うけれども。

 「無味乾燥役立たずの事を言っておけば安全なのに」。
 大学で、成績の悪い人(正確には、単位取れなかった人達だな)を、留年させるのは、正義なのか、悪なのか、と思う。
 実際、留年のせいで、不幸を感じる人は大勢いるのだから。

 大学を、『入学するのは、簡単で、卒業するのは、難しく』と言っている人達は、結局、留年する危険性の少ない、大学に行った人達なのではないかと思う。
 現実は、そこまで、甘い話ではないからだ。

 大学時代にアルバイトして、卒業が難しくなるなら、アルバイトしない方が良い、と思う。
 アルバイトして得る収入よりも、大学に1年間余計に在学する方がお金は掛かるのだから。
 「大学は大学時代にお金を稼ぐ為に行く所ではない」と思う。
 「卒業後に大学に行かないより、高い収入を稼ぐ為に行く所だ」と思う。
 その点について、勘違いしている人達が、結構いる。

 で、トリクルダウンの話だけど。
 上が知識を持てば、下も知識を得る。
 上の人がたくさん本を読めば、下の、『本を読めない人達』にも、その知識の一部は伝わる。

 何か、知識社会としての、社会の性質を理解していない人達がいるみたいだけど。
 プログラミングする能力は全ての人に手に入らないが。その技術を使った、スマホや、パソコンは、大勢の人の利益になる。

 別に、金持ちは、貧乏人に対して、悪い事をして、お金を儲けているのではないのだから。
 全部、合意の元に、金儲けをしている。

(続き)
 ちなみに、私の考えって、「人と違う考えだから、表明する価値がある」という考えなので。
 “教えてgoo”(O.Kウエブ)でも、『回答が一つもついていない、質問』とか、『他の人と違う回答』を思いついた質問に対して、主に回答していた。
 人と一緒になって、『そうだよね。そうだよね』って言うの、好きじゃない。

 プログラミングするのには、才能が必要というのは、本当の話だと思う。
 苫米地英人さんは、『Aをやって、B,BをやってCというのは、ダメなやり方』と書いていたが。
 だけど、『あれやって、これやって』とすぐに、全体像が分かる才能って何だろう、と思う。何かの、インスピレーションではないかと思う。

(続き)
 プログラムって、プログラム組むより、間違い探し、バグ探す方が難しいのですが。それはー、って。

 ドイツやフランスって、ITが弱いよね。
 逆に、アメリカは、ハードウエア、物質的な個体、が、ダメだけど。

 「フランスって、富裕層にとって良い国か?」と思う。
 「1億円あったら、フランスではなく、日本に住みたい」と思う。
 結局、買いたい商品が売っていない、と。
 『お金持ちだ』と言えば、その国で偉そうに出来るかも知れないけど。
 単に、『偉そう』に出来るだけで。
 消費が出来ない。
 「買いたい商品がない」。
 いくらお金だけ持っていても楽しくなくて、それを消費に回す事によって、幸福を得られる。
 フランスは、消費がダメで、買いたくなるような楽しいものが全然売っていない。
 「日本のアニメの方が楽しそうだよね」って。
 いくら、『二次元』とか言われても。

 イタリアのベネチア行った時に、ベネチアグラスを売っていたけれども。高い。
 「同じものを、日本の沖縄では、10分の1ぐらいの値段で売っている」と思う。
 結局、いくら高いものを買っても、それで幸福感を得られなければ意味がない。

(続き)
 『丸いケーキを三等分して下さい』と言われて、どう切れば良いのか、分からない人が、少年院にいっぱいいる、という本(新書)が売られているが。
 「頑張って、教えたら、それぐらいは分かるようになる」と思う。
 だけど、ある子どもが、それを理解するのに、10時間掛かって、ある子は1時間で理解する。その理解力に差がある、と思う。
 そして、1時間で出来る子は、残りの9時間を使って、別の事を、学ぶ、と。
 
 『ゲームテラ』(ゲーム地球)という言い方で言えば、「スペックの上昇スピードの個体差がある」と思う。
 理解力に差がある、と。それが、能力差の違いとなって表れる、と。

 「私達の社会は、能力は平等だという前提で、言論が主張されている」と思う。
 でも、実際は、能力は平等じゃない。
 それは、理解力が平等ではないからだ。

 で、私達は、『知識で、豊かになった人を認めない』。
 スポーツ選手が、活躍したら、『素晴らしい』というのに、会社の創業者が、大金持ちになっても、『素晴らしい』と言われない。
 ユニクロは、障碍者雇用頑張っているのに。
 ユニクロの創業者は、素晴らしいと言われない。
 知識によって、金を稼ぐ事は簡単だが。運動能力によって、金を稼ぐ事は難しいから。
 当たり前の事は、驚きにならない、素晴らしいと言われなくて、珍しい事が、驚き、素晴らしいと言われる。

 ゴーンさんが、叩かれるのは、当たり前じゃないですか。
 会社の創業者ではなくて、雇われに過ぎないのだから。
 トヨタの社長は、創業者一族の人だが。
 創業者一族でも、大金もらう事は、批判を浴びるだろう。
 だけど、創業者なら、批判されない。

 人々は、自国の人が、海外で大金持ちになったら、『素晴らしい』と言うのに、自国で自国の人が大金持ちになっても、『素晴らしい』と言わない。
 だから、フランス人と日本人とで、ゴーンさんに対する意見が違っていても、当然だと思う。
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