日銀の銀行からの国債買い取りという方法による、インフレ達成は、確かに、インフレにはなるけれども。インフレ税のような気がします。
だから。まず、”ゼロ金利政策”の上で、日銀の銀行からの国債買い取りというインフレ目標値の達成が正しいと思います。
これを見れば、分かるように。デフレ(国民所得から感じるデフレ、すなわち、GDPデフレーターを見ると)は1995年から2007年まで(1997年は除く)続いていることが分かります。
この、GDPデフレーターをゼロに持っていくことが、とりあえずの、日銀の目標であるように思われます。
そしたら、ゼロ金利とあわせると、実質金利が0%になるので。
ちなみに。GDPデフレーターが1995年から2007年まで、12年間、マイナスになっていることから分かるように、国民の経済感覚、日本経済の、”失われた12年”は、日銀が、デフレ(GDPデフレーターがマイナス)をなくす政策が取れていなかったことが原因であるように思われます。
日銀も一応、買っているみたいですが。月1.2兆円くらい。日本のGDPは500兆円くらいだから。年14兆円だとすれば。GDPの2.5%ちょっとに相当する分を。
http://phi.fisco.co.jp/column/764056
それでもインフレ(GDPデフレーター値が0)にならないのは、何でなんでしょうね。