教えて出来るなら

　教えて出来るなら、やって欲しい。　　（２０２１年１２月２６日）

　苫米地英人さんが、本で、『プログラミングを、AをやったからB,BをやったからCというやり方は、レベルが低い。パッと（全体像が思い浮かんで）「こうすれば良いのだ」と言ってやるのが、正しいやり方』と書いていたが。

　「AをやったからB,BをやったからC」というやり方ですら、出来ない人が大勢いるのに、と思ったけど。

　結局、こういうのって、インスピレーションで答えが来るのだと思う。
　『彫刻家の人は、ぱっと「こういう出来上がりのものを彫るのだ」と分かって、それを形にしていくだけ』と言われているけど。
　それと同じで、プログラムも『パッと』『こういう形でやるのだ』と分かって、で、それをパソコンに打ち込んでいくのが、プログラムの素晴らしい作り方、みたいな。

　「教えて出来るなら、みんなやって欲しい」。
　実際は、「教えたからと言って、みんな出来る訳ではない」が。

　“２ちゃんねるまとめのまとめ”の記事で。
　『大学辞めたい。そして、漫談師に弟子入りしたい』という記事があって。
　「大学辞めたいは分かるけど。漫談師にはなれないと思う」と思ったが。
　『全然、面白くないのだが』と。
　その人は、『漫談師に弟子入りしたら、教えてくれるのだろう』とか書いていたけど。
　しかし。
　「元が面白くなかったら、『いくら教えてもらう』とか言っても、無理だろう」と思ったけど。

　ある、女性の２人コンビの漫才師について。
　二人で、漫才師の事務所に行った、と。
　で、事務所の人は、二人の漫才を聞いて、『１０年だな』と言った、と。
　で、『実際に、１０年かかった』という事をテレビで言っていたが。

　『瞑想ばかりやるのは良くない』。
　それは正しいけど。
　だけど、ある程度勉強しても、そこからは、インスピレーションがないと無理みたいな。

　そんなにオカルトでもないでしょうみたいな。
　苫米地英人さんは、瞑想の話を書いているし。
　Googleでも瞑想の話は言っているし。

　「彫刻なら、インスピレーションで、彫るというやり方は信じられる」という人でも。
　「プログラミングを、インスピレーションで書く」というのは、信じられないという人達もいると思うけど。

　彫刻の人による能力格差は認められても。
　プログラミングの人による能力格差は認められないという人達はいると思うけど。

にほんブログ村