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拡大する霊性

2012-07-22 14:14:26 | Weblog

 拡大する宗教が科学だと思うのだけれども。

 イスラム教は、静止している。イランの宗教者達は、『ネクタイの販売を禁止』しているけれども。本当にイスラムの教えの中に、『ネクタイの販売を禁止する』条項があるのだろかと思う。イランの宗教者達の言うように、ただ単に理由は、『欧米文明のものだから禁止』すなわち、『新しい文化の流入を禁止』しているだけではないだろうか、と。

 

 IT企業で働く事は大変らしい。アメリカのIT企業では、OJTは行わないらしい。OJTとは、新入社員が、先に会社に入った人に仕事を教えてもらう研修の事である。アメリカのIT企業では、新入社員が、先に会社に入った人に、新しい技術について、教えるらしい、と。

 IT企業が大変だというのは、常に、新しい技術について、勉強していかなければならないからである。それでないと、ずっと一線で仕事をし続ける事は不可能であるらしいということで。

 まあ、現実はそうは上手くはいかずに。日本のIT企業の平均在職年数は数年とからしいけれども。つまり、大学で学んだ知識が終わってしまったら、もう退社というのが、普通である、と言う事で。(詳しくは知らないけれども。)

 

 新しい知識を常に入れていくのは、難しい。普通の人間にとっては、大変な事である。だから、権力を握った人達の側は、“古い”教えを大切にしろ、と叫ぶ。そしたら、自分達は、何も、学ばなくても済むから。

 

 新しい霊性(スピリチュアルリティ)とは、「あなたには、常に学ばなければならない事がありますよ」と言う事ではないかと思う。

 『もう、私が学ぶべき事はすべて学び終えたのだ』と言う事はない、と。それが、新たな霊性というものではないか、と。

 

 イスラム教徒は、経済発展することに、成功出来ていない。それは、新しいものを取り入れようという意欲がないからである。新しいものを、『西洋文化のものである』と言って、拒否する。それでは、新しい未来は来ないだろうと思う。「いつまでも、遊牧民していろよ」と思う。彼らの言っている事というのは、結局そういう事なのだと思う。

 

 『アメリカ・インディアンの教え』とか言って、滅びそうな民族の思想を正しい思想であるかのように言う人達がいるが。滅びそうな民族の思想を素晴らしい思想であると言っても、しょうがないと思う。むしろ、先進国である、アメリカやヨーロッパや、日本に、素晴らしい思想があるのではないか、と見ていった方が良いのではないかと思う。清貧はあまり良い事ではないと思う。選択してそれをしているのであれば、良いが、選択せざるを得なくて、それをしているのは不幸だと思う。100万円のお金があって、ブランド物を買わないのは、幸せかも知れないが。欲しいのに、1000円のお金しかなくて、買えないでいるのは、不幸だと思う。見かけは同じように見えたとしても、感じている事は全然違う訳だから。そこを無視してはいけないと思う。

 

 理論通りにはいかない。平和主義者を自称していたとしても、平和主義者ゆえに、政府が軍隊を持つ事には、賛成しなければならない。それが、自国の平和を守る為だからして。

 

 “現実”というものは色々な事を教えてくれる。その“現実”が教える事に、目をつぶってはいけないと思う。“他者”の意見を全く無視するのは良くない。他者の意見の中には、神からの言葉が混じっているからして。だからと言って、他者からの意見のすべてが、素晴らしい意見ではないことは事実だけれども。

 

 “変化する世界”を“変化する自己、自分”が観察する。それが、“世界”というものだと思う。

 “ナチュナル・セルフ”(自然な自分自身)と言っても。「自分とは何者であるか」という定義も、自分が行動する事によって変わる。韓国に行けば、韓国は好きではない自分に出会うかも知れないし。散歩をすれば、散歩をするのが好きな自己に出会うかも知れないし。

 

 “拡大する自己”になる事。それが、人生/生命の目的だと思う。

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