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経験を

2018-12-22 11:42:00 | Weblog
 経験を

 昔、5年か、10年ほど前、本で、『人生で初めて、夫婦で旅行したという人達に旅行先であったが。とてもうれしそうであった。私は、1年に、何十回と旅行するが、そんなに、幸せを感じられない。人生で感じる幸福量は、みんな、一緒ではないか』と書いてあったが。
 しかし、本当は、何度も、旅行出来るというのは、十分な豊かさだよね。
 人生で、たった、一度しか、旅行出来ない人達よりも。

 別の本で。『ある人から、作ったけれども、売るほどのレベルではないから、誰かにあげてくれと、ネックレスを貰った。そのネックレスを、発展途上国に住む、貧乏な女性にあげたら、今まで、沈んだ顔をしていたのが、目が輝いた。恐らく、夫からも、貰った事がないのであろう。先進国の住む人達が、このネックレスを貰っても、ケチを付けて、『そんなに素晴らしいものではないよね』というであろう』と書いていたが。
 しかし、「先進国の人達が、もらって、『そんなに素晴らしいものではない』というものを、貰って、人生の最大の喜びの一つとして、感じたくないから、先進国の人達は、豊かになろうという努力をしてきたのではないか」と。

 豊かさを否定するのは、良くないよね。
 2016年秋以前に私が書いた文章で。『友人がリストラされたので、海外旅行に行くのを止めた』という事を、ネットで書いている文章を読んで。「人が不幸だからと言って、自分の幸福を遠慮するのは、おかしい」という事を、書いたのだけれども。
 何で、自分の、自分達の幸福を否定するのだろう。自分が、自分達が、幸福であることは、十分素晴らしい事なのに。なぜ、それを、否定する人達がいるのだろうかと思う。そして、貧しい国の人達や、貧しい人達の事を、『彼らは、豊かな国や、豊かな自分よりも、幸せかも知れない』というが、そんな事はないと思う。
 自分の豊かさは、十分の誇って良いことだと思うのに。それを、否定する人達がいる。それは、「おかしい」と思うのだけれども。

(続き)
 経済の素晴らしい所は、ゼロサムゲーム(合計プラス、マイナス、ゼロのゲーム)ではない事だ。「あなたが不幸になって、他の人が幸せになるのですか」と思う。あなたが幸せになって、他の人が幸せになるのが、経済の素晴らしい所だと思う。

 イギリスに長期間住んでいて、日本で、イギリスの悪口を書いた本を出版した人が。その印税の一部をイギリスの貧困者支援団体に寄付をして、その団体の人から、『どうぞ、イギリスの悪口を書いた本を出版して下さい』と言われたとか。
 人は、お金を貰ったらうれしいのだから。それが、ちょっと、自分達の悪口を書いた本でも気にしないよね、と思う。
 ある、発展途上国を支援するNGO団体をしている人が、『100%の愛はいらないのです。1%の愛で良いのです』と本で書いていたが。『年収の1%の寄付』で良いとして。その“年収の1%”の額がいくらの額かは人によって違うよね。「たくさん稼いで、たくさん、寄付すれば良い」と思うのだけれども。

 「出来る事はやりました」と。その上で、自分の幸福を求めて良いと思うのだけれども。
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