教育ばかり頑張るのは

　教育ばかり頑張るのはおかしい。　（２０２２年１２月２９日）

　「教育は『先行投資』」だが。
　しかし。
　「教育ばかり頑張るのはおかしい」。

　日本で一番偉いのは医学部なのはおかしい、と言う人達がいるみたいだけど。
　韓国人も『一番優秀な人達が医学部行くのはおかしい』と言っているみたいだけど。
　スウェーデンみたいに、『一番子どもがなりたがる職業が学校の先生』というのもおかしい。
　「教育は『先行投資』」だけど。
　「投資ばかり頑張るのはおかしい」と。
　「消費しようよ」と。

　東京大学に行った、女性が子どもを産んで、専業主婦になって、『子ども３人を東大に行かせた』というのはあまり良くない事で。
　「普通に働いて欲しい」と。

　日本人は『頑張って』『投資』をして。
　で、２０年以上連続の『世界最大の対外純資産保有国』になって。
　で、まあ、『２０年以上連続の世界最大の対外純資産保有国』になるということは。
　２０年以上恒常的に『消費＜稼ぐ額』ということで。
　まあ、それをアメリカ人は『日本人は働き過ぎだ』と言うのだろうけど。
　『投資』頑張るのは良いから「消費」しようよ、と思う。
　『私は貯金ゼロだ。日本の経済に貢献している』みたいな。
　どちらか一方だけではダメで。
　『他者に対する愛。自分に対する愛。それはコインの裏表です。別々のコインではありません』みたいな。
　一方だけ頑張ってもダメで。裏側も頑張らないと。

（続き）
　「引きこもっていないで、働け」みたいなのはある。
　『消費者の権利主張』ばかりしていてもダメで。
　『働く側の立場』も大事みたいな。
　両方の立場を見る事によって、正しさが実現するみたいな。

（続き）
　「人の情報を取り入れる事」「自分の意見」「どちらも大事」。
　『瞑想ばかりしていてもダメ』それは正しい。
　でも、「瞑想に意味がない訳ではない」。
　「働く事」「消費する事」
　「どちらも大事」
　「一方だけではダメ」。

　他者を見つめ、自分を見つめる事。
　どちらも大事。一方だけではダメ。
　「他者には自分が映っている」から。

（続き）
　バブルの頃、日本は『内需拡大』とか言って、「建設投資を頑張っていた」。
　「『内需拡大』というのは、『消費を頑張れ』という意味であって、建設投資は、生産、国民総生産、働く事ではないですか」と思ったけど。
　生活保護にも意味があるよね。
　あれは純粋に『消費』だから。

　まあ、日本のＯＤＡ、政府開発援助は、『建設投資』が多いけど。
　日本人にとって、それは親切で。
　中国のことわざで、『魚をあげるより、魚の釣り方を教えよ』というのがあって。

　『発展途上国に対する寄付』とか言って。
　食料あげても意味がないのではないかと思う。
　自分達が食料を生産出来るようにしないと。

　『緑の革命』を否定する人達がいて。
　でも、先進国による食料援助より、自分達が食料生産出来るようになる事が良い事で。

　「奪い合いのゲームみたい」。

　「誰かが豊かになったら、誰かが貧乏になるのですか」と。

　スポーツは「誰かが勝ったら、誰かが負ける」。
　でも「ビルゲイツが金持ちになったら、誰かが貧乏になるのですか」と。
　それはおかしいよね。

　「働く能力のある人は働いて」。
　でも『働く能力のない人は働かなくて良いよ』とはなっていない。
　結局、本人が『働きたくないのだ』と言っていても、「働く能力のある人」はいるから。

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