能力は平等でないといけない

　能力は平等でないといけない。　　（２０２１年４月２２日）
　それでないと、所得の不平等が生じるから。
　何らかの差別がある事にしないといけない。
　なぜなら、元々の能力に格差があると言う事は認められないから。
　『生まれながらに平等』。
　生まれた時点では、みんな能力は平等だと言う事でないといけない。
　育て方の差によって、能力が作られる事でないといけない。
　それでないと、生まれた時点で、能力は不平等と言う事を認めないといけないから。
　『能力は開発可能でないといけない』。
　育て方が一緒なら、同じ能力を持たないといけない。
　生まれながらにして、能力格差があると言う事は認められないから。

（続き）
　就く仕事の種類によって、収入に格差があるのは認められない。
　どの仕事についても、収入は同じであるべきだ。
　もっと強い思想だと、トイレ掃除や、辛い農作業の仕事をしている人達は高収入で、楽な事務作業をしている人は低賃金であるべきだ。いや、知能を使って収入を得ている人は悪人だから、殺すべきだとポルポトとか、文化大革命の時の中国政府は言ったが。大学に行った人は、知識があって、楽に金儲け出来る人達だから、田舎に連れていって、辛い農作業の仕事をさせろ、と。

（続き）
　「人口が１０００万人の国で、一人１円集めても、１０００万円にしかならないけど。人口が１億人の国で、一人１円集めたら、１億円になる」と。

　グローバル化で、私達の生活は豊かになったけれども。
　『格差が拡大したから認められない』と言っている人達がいる。
　で、世界に売れる商品を作ったら、大金持ちになれるけど。
　そういう経営者の事を『認められない』『悪人に違いない』と言っている人達がいる、と。
　自分達だって、そういう経営者の企業が作った商品によって、多大な利益を受けているにも関わらず。

　『北欧の国は素晴らしい』と言っている人達がいるけど。
　「輸出するものは、『デザインが良い』とか言う小物しかないじゃないか」と思う。
　『北欧雑貨の店』とか行った事があるが、全然買いたいものがなかった。
　日本の文房具の方が、日本人的にも、世界的に見ても受けていると思う。

　昔、「（先進国の中では）人口が多い国の方が、（租税等の）国民負担率が低い」とかいうグラフを作ってみた事があるが。
　アメリカとか日本は国民負担率が低いのだよね。
　で、人口が少ない国、北欧とかは国民負担率が高い。

　本当は、人口が多い国の方が豊かな生活を送れる。

　中南米の人口１０００万人とかの国で、大地震が起きても、自分達で、道路とか水道とかを修理出来ない。
　「修理出来る人達がいないから」。

　北欧の人達が、日本が大震災起きた後に来て、『日本人はこんなに素早く復興出来るなんて、すごい』と言ったという話があるけど。

　内職の仕事も、田舎だと少ない。
　大量に仕事が来た時に、都会だと、今まで内職の仕事をしていた人達みんなに『ちょっといつもより多く仕事をして』と言ったら、仕事は片付くけど。
　田舎だと、大量に仕事が来た時に、割り振る人がいないので、と。

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