大学に行けば良いというものでも

　大学に行けば良いというものでもないでしょう。　
（２０２１年４月１８日）
　
　アメリカの中南部の貧しい地域の、高校生で、妊娠する女の子達のことを否定している訳ではなくて。
　別に、アメリカで大学に行っても、お金が高くて。奨学金を借りないといけなくて。だけど、アメリカでは、奨学金は自己破産出来なくて。
　でも、日本でもそうだけど。大学卒業後に、精神疾患になるとかして働けなくなる人は大勢いるし。交通事故やその他の病気になって働けなくなる人も大勢いる。
　『大学に行く』というのは、十分なリスクで。
　別に、学力が高ければ、大学に行けば良いけど。
　学力もないのに、無理して、大学に行っても、不幸の原因になるだけでしょう、と思う。
　だから、別に、高校で、妊娠して、大学に行かない女の子の事を否定している訳ではない。
　多分、その人はその人で、正しい判断をしたのだと思う。

　『奨学金借りないで、大学に行った人が羨ましい』と。“２ちゃんねるまとめのまとめ”の記事であったが。
　「だけど、国公立の大学なら、奨学金借りていく価値のあった大学でしょう」と思う。
　「Fラン行って、奨学金返さないといけない人の方がしんどい」と。
　で、まだ、「大学を卒業していたら」奨学金を返す価値は感じられるのかも知れないけれども。
　「大学を中退していて」奨学金を返すのはしんどい、と。
　アメリカは、大学の中退率も高いからねえ。
　で、「４年で卒業出来る人の割合は、入学者数の何割ぐらいなのだろうか」と思うけど。

　日本のマスコミは、『日本の大学の、国際ランキングが低い』とか書いているけど。
　だけど、その国際大学ランキングの、評価点の一つに、『大学の建物の美しさ』が入っているから。
　日本の国公立の大学の建物は、大抵がぼろぼろで、と。
　だけど、大学の建物の美しさは、大学の授業料の高さに関わってくるから、と。
　お金がかかる事を、『無料で』とか『安く』というのは無理、と。

　そんなにみんなにみんな、『タダで』というのは無理、と。
　結局、『タダで』というなら、何らかの形の人数制限が必要、と。

　「与えてもいないのに、受け取るなんて、無理だよ」と思う。

　毎日新聞の、質問欄で。
　『夫が教師をしているが。教師の仕事を辞めたいと言っている。私は専業主婦だが、夫が教師を辞めるなら、離婚したいと思っている。だけど、実家は引きこもりの弟がいるから、実家には帰れない。私はどうすれば良いでしょうか』と。
　「働けよ」と思う。
　『働かないで』何もかも自分の望む通りにしたいと思っても無理だよ、と思う。
　『与える者は得る者』。
　『働く』というのは、何かを社会に与える一番簡単な方法、と思う。
　で、『働いたら』お金が得られる、と。
　で、お金で、好きなものを買えると。

　『義理の親の介護をしたくない』。
　それは分かるけど。
　義理の親の介護をしたくないというのであれば。
　自分は働いて、お金を稼いで、義理の親を、介護施設に入れるためのお金を稼ぐ必要がある、と。
　『何もしないで』『専業主婦をしておいて』何もかも自分の望むようにはならないと思う。

（続き）
　問題は、『大学に行きたくない。妊娠して、結婚して、働きたくない』という女の子が結婚する男の子というのが、同じように『大学に行きたくない。働きたくない』という男の子である事で。

　アメリカの離婚率は日本より高いけど。
　それでも、「条件の良い男女同士は、離婚する確率は低いけど。条件が悪い男女同士は、離婚する確率が高い」と思う。
　で、貧しいアメリカの地域では、離婚率が高くなる、と。
　日本でも、東京は、離婚率は低いけど。（結婚率も低いけど）。沖縄とか、高知とか、貧しい地域では離婚率が高い、と。

　フェミはごちゃごちゃいうけど。
　別に、『お金があれば、別に、男性と結婚したくない』女性は多い、と。
　人と一緒に暮らすというのは、それなりのストレスの原因になるから。
　「お金があれば一人暮らししたい」は多分、大勢の人が思っていると思う。

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