ジェンダー格差
今日（１２月２５日）に見た、橘玲さんのブログで、『ジェンダーギャップ指数は、「教育」「医療」「経済（働き方）」「政治」の４分野で男女の格差を評価します。日本は「教育」と「医療」は北欧などと遜色ありませんが、「経済」と「政治」の２分野の評価が極端に低いことが惨憺たる結果につながっています。
「経済分野」では男性と女性の賃金格差が大きいことと、女性管理職の割合が少ないことが大きな問題です。日本では子どもを産んだ女性の離職率が高く、再就職しようとしてもパートや派遣など非正規の仕事にしか就けません。
「日本は学歴社会」と思われていますが、日本の会社では高卒の男性の7割が管理職になるのに対し、大卒女性はわずか2割です。こんな先進国は他になく、日本では学歴より性別が重視されています。これは「性差別」そのものですが、日本政府や企業・労働組合はこれまで必死になってこの不都合な事実を隠蔽してきました。』と。
なぜ、こういう事が起こるのかと言えば、多分、転勤制度が原因だと思う。
Yahoo知恵袋で、『ある大手、小売店で、正社員として、働いているが、２年毎に転勤させられる。そして、家賃補助を除いた、手取りは、月１３万しかない』と。
それに対して、『あなたみたいな優秀な人が、そんな条件で働く必要はない。その会社は辞めた方が良い』という回答が付いていたが。
だけど。そんな事を言ったら、その会社で正社員として働いている人は、みんな馬鹿だと思う。その会社は入社した人全員に対して、そういう制度だから。
ブログで、『出来ない社員なので、何年か置きに転勤させられた。その会社は、悪い会社は、首を切らないで、転勤させるという会社だった』と。
その人は、結局、その会社を辞めたらしいけれども。そして、その人も、手取り１３万という低賃金。
「何で、手取り１３万円ぐらいの賃金で、全国転勤させられないといけないのか」と思う。
母子家庭で、そのある大手、小売店で、正社員として働いている女性が、家を持っているのに、通勤に１～２時間掛かる所に、転勤させられた、と。かわいそうなので、署名活動をしよう、という記事をネットで読んだ事があるが。「署名活動なんて、しても、意味がないと思った」。その会社は、そういう転勤をさせる会社だから。説明をすれば、「家なんて、買う方が悪い」。まあ、説明では、離婚した際の、財産分与として、家をもらった、とかいう説明だったような気がするが。「そんな家は売らないと」と。転勤がある仕事なのだから、家を買ってはダメ、と。
だけど。
そういう転勤制度が世の中を悪くしているような気がするのだよね。
『第1種国家公務員』が、エリートであるとは、思えないのだよね。
全国転勤どころか、世界転勤がある仕事だから。
で、家族には、それについていけ、という。
で、それでどうやって女性が、正社員として、働けというのだろうか、と思う。
手取り１３万で、転勤させられる仕事だって、その人と結婚したいと思う、女性はいないと思うが。転勤生活は、子供がいじめにあう大きな、理由になるし。
話は変わるが。
コズミックフロントで、『アメリカの大統領が、後、何年か後に、月に人類を送ると宣言した。だけど、ちっとも、ロケットの打ち上げが成功しなかった。そして、これからも成功するように思えなかった。だから、トップを変えた』という話なのだけれども。
だけど。
結局さ。大抵の人は、一部のエリートの意見についていくことしか、出来ないのに。普通の人達に、転勤生活をおくらせるなよ、と思う。
だけど。
学校の先生だって、悪い教師は、転勤させられるという。
で、なぜ、こういう事が起こるのかと言えば、悪い教師であろうと、良い教師であろうと、給料が一緒だから。だから、悪い教師には、転勤という罰を与える以外に方法はない、と。
ホームレスになった、元銀行員の人の話で、『バブル入社で、「こんなに転勤させられるのは、自分に原因があると考えた方が良い」と言われた』と。
だけど。
その人が言うには、『私は、次年度の、上の人達に、抜かされるぐらいになった』と。
だけど、能力的に言えば、その人は、次年度の真ん中の人より、低いぐらいだと思う。
1年入社が早いという理由で、そんなに能力が上のはずはないから。
だけど。給料的に言えば、『次年度の上の人達に抜かされるぐらい』なのだよね。
変な平等意識が、転勤制度を肯定する理由になっている、と。
転勤制度が全部悪という訳ではないのだろが。一部のエリートだけにとどめておいて欲しいと思う。普通の人達を、そんなものに、巻き込まないで欲しい、と。
私は、第1種国家公務員よりも、市町村役場の公務員の方が、素晴らしい仕事だと思うが。
日本人で、こういう事を言う人は、ほとんどいない、と。
何で、転勤がある仕事を、『素晴らしい仕事である』と言うのだろうか、と思う。
そんなものは、一部のエリートだけに、とどめておいて欲しい、と思う。
何度も、書いている。「みんなが正社員になるのが、素晴らしい社会ではなくて、パート・アルバイトでも、暮らしていける社会が良い社会だ」と。
変な上昇志向が、普通の日本人にあって。で、それが、普通の日本人を不幸にさせているような気がするのだけれども。
ヨーロッパでは、『あの人達は、俺たちとは違う人達だから』と言う。
でも、その方が、大抵の人は、幸せなのではないか、と思う。
日本の労働生産性の低さも、こういう変な、普通の人達の上昇志向が原因なのではないか、と思う。
どうせ、ダメならダメで、あきらめて。ごく少数のエリートのアイデアについていけば良い。だけど、なんか、普通の人達が、頑張ろうとする。それが、不幸の原因なのに。
話が変わるけれども。大前研一さんが、銃を突きつけられるような目に合うのは、しょうがないと思うのだよね。『事業の再構築の提案』と言えば、聞こえはいいが、実際には、リストラの提案をしているはずだから。
で、東京都知事選に出馬して、最下位レベルで、落選したが、当然だと思う。
普通の日本人は、リストラの提案をするような人を、支持しないであろうから、と。
だけど。
「大前研一さんのような人が、資本主義経済にとって、必要な事は、分かり切っている」と。
左翼の人達は、言わないが。
何で、普通の人達に、『知恵を出せ』というのだろう。そんな事は、不可能なのに。
普通の人達は、言われただけの事をやれば良いだけだよね。それ以上の事を求めてはいけないと思う。
だけど、それを言ったら、『エリートと、一般庶民との間で、分離した世界が出来る』と言う。
にほんブログ村
今日（１２月２５日）に見た、橘玲さんのブログで、『ジェンダーギャップ指数は、「教育」「医療」「経済（働き方）」「政治」の４分野で男女の格差を評価します。日本は「教育」と「医療」は北欧などと遜色ありませんが、「経済」と「政治」の２分野の評価が極端に低いことが惨憺たる結果につながっています。
「経済分野」では男性と女性の賃金格差が大きいことと、女性管理職の割合が少ないことが大きな問題です。日本では子どもを産んだ女性の離職率が高く、再就職しようとしてもパートや派遣など非正規の仕事にしか就けません。
「日本は学歴社会」と思われていますが、日本の会社では高卒の男性の7割が管理職になるのに対し、大卒女性はわずか2割です。こんな先進国は他になく、日本では学歴より性別が重視されています。これは「性差別」そのものですが、日本政府や企業・労働組合はこれまで必死になってこの不都合な事実を隠蔽してきました。』と。
なぜ、こういう事が起こるのかと言えば、多分、転勤制度が原因だと思う。
Yahoo知恵袋で、『ある大手、小売店で、正社員として、働いているが、２年毎に転勤させられる。そして、家賃補助を除いた、手取りは、月１３万しかない』と。
それに対して、『あなたみたいな優秀な人が、そんな条件で働く必要はない。その会社は辞めた方が良い』という回答が付いていたが。
だけど。そんな事を言ったら、その会社で正社員として働いている人は、みんな馬鹿だと思う。その会社は入社した人全員に対して、そういう制度だから。
ブログで、『出来ない社員なので、何年か置きに転勤させられた。その会社は、悪い会社は、首を切らないで、転勤させるという会社だった』と。
その人は、結局、その会社を辞めたらしいけれども。そして、その人も、手取り１３万という低賃金。
「何で、手取り１３万円ぐらいの賃金で、全国転勤させられないといけないのか」と思う。
母子家庭で、そのある大手、小売店で、正社員として働いている女性が、家を持っているのに、通勤に１～２時間掛かる所に、転勤させられた、と。かわいそうなので、署名活動をしよう、という記事をネットで読んだ事があるが。「署名活動なんて、しても、意味がないと思った」。その会社は、そういう転勤をさせる会社だから。説明をすれば、「家なんて、買う方が悪い」。まあ、説明では、離婚した際の、財産分与として、家をもらった、とかいう説明だったような気がするが。「そんな家は売らないと」と。転勤がある仕事なのだから、家を買ってはダメ、と。
だけど。
そういう転勤制度が世の中を悪くしているような気がするのだよね。
『第1種国家公務員』が、エリートであるとは、思えないのだよね。
全国転勤どころか、世界転勤がある仕事だから。
で、家族には、それについていけ、という。
で、それでどうやって女性が、正社員として、働けというのだろうか、と思う。
手取り１３万で、転勤させられる仕事だって、その人と結婚したいと思う、女性はいないと思うが。転勤生活は、子供がいじめにあう大きな、理由になるし。
話は変わるが。
コズミックフロントで、『アメリカの大統領が、後、何年か後に、月に人類を送ると宣言した。だけど、ちっとも、ロケットの打ち上げが成功しなかった。そして、これからも成功するように思えなかった。だから、トップを変えた』という話なのだけれども。
だけど。
結局さ。大抵の人は、一部のエリートの意見についていくことしか、出来ないのに。普通の人達に、転勤生活をおくらせるなよ、と思う。
だけど。
学校の先生だって、悪い教師は、転勤させられるという。
で、なぜ、こういう事が起こるのかと言えば、悪い教師であろうと、良い教師であろうと、給料が一緒だから。だから、悪い教師には、転勤という罰を与える以外に方法はない、と。
ホームレスになった、元銀行員の人の話で、『バブル入社で、「こんなに転勤させられるのは、自分に原因があると考えた方が良い」と言われた』と。
だけど。
その人が言うには、『私は、次年度の、上の人達に、抜かされるぐらいになった』と。
だけど、能力的に言えば、その人は、次年度の真ん中の人より、低いぐらいだと思う。
1年入社が早いという理由で、そんなに能力が上のはずはないから。
だけど。給料的に言えば、『次年度の上の人達に抜かされるぐらい』なのだよね。
変な平等意識が、転勤制度を肯定する理由になっている、と。
転勤制度が全部悪という訳ではないのだろが。一部のエリートだけにとどめておいて欲しいと思う。普通の人達を、そんなものに、巻き込まないで欲しい、と。
私は、第1種国家公務員よりも、市町村役場の公務員の方が、素晴らしい仕事だと思うが。
日本人で、こういう事を言う人は、ほとんどいない、と。
何で、転勤がある仕事を、『素晴らしい仕事である』と言うのだろうか、と思う。
そんなものは、一部のエリートだけに、とどめておいて欲しい、と思う。
何度も、書いている。「みんなが正社員になるのが、素晴らしい社会ではなくて、パート・アルバイトでも、暮らしていける社会が良い社会だ」と。
変な上昇志向が、普通の日本人にあって。で、それが、普通の日本人を不幸にさせているような気がするのだけれども。
ヨーロッパでは、『あの人達は、俺たちとは違う人達だから』と言う。
でも、その方が、大抵の人は、幸せなのではないか、と思う。
日本の労働生産性の低さも、こういう変な、普通の人達の上昇志向が原因なのではないか、と思う。
どうせ、ダメならダメで、あきらめて。ごく少数のエリートのアイデアについていけば良い。だけど、なんか、普通の人達が、頑張ろうとする。それが、不幸の原因なのに。
話が変わるけれども。大前研一さんが、銃を突きつけられるような目に合うのは、しょうがないと思うのだよね。『事業の再構築の提案』と言えば、聞こえはいいが、実際には、リストラの提案をしているはずだから。
で、東京都知事選に出馬して、最下位レベルで、落選したが、当然だと思う。
普通の日本人は、リストラの提案をするような人を、支持しないであろうから、と。
だけど。
「大前研一さんのような人が、資本主義経済にとって、必要な事は、分かり切っている」と。
左翼の人達は、言わないが。
何で、普通の人達に、『知恵を出せ』というのだろう。そんな事は、不可能なのに。
普通の人達は、言われただけの事をやれば良いだけだよね。それ以上の事を求めてはいけないと思う。
だけど、それを言ったら、『エリートと、一般庶民との間で、分離した世界が出来る』と言う。
にほんブログ村
