教育の成果

　教育の成果

　高校生ぐらいの子供は、大学の進学に関して、『就職が』という問題は、大抵の人が、あまり、考えていないと思う。
　だけど、『キャラ付け』つまり、『自分の得意な事をやろうとして、自分の不得意な事はやろうとしない』というのは、大抵の人にあると思う。
　親は、子供に期待をするが。大抵、期待通りにはならない、ということで。
　『出来ない事は出来ない』。

　私が、『月３０００円の節約を、日本人全てがすれば、安倍政権が倒れる』という話に、涙を流して笑うような、人間になったのは、教育の成果などではないと思う。
　『魂は、生まれた時から、変わりません』という説明をする人がいるが。私は、そうは思わないが。基本的な、思考回路が、大人になったからと言って、そんなに変わる訳ではないと思う。
　『三つ子の魂百まで』で、その人なりの変更点はあっても、全く別の人間のようになることはあまりないと思う。

　テレビを見ていたら、『貧しい家庭の子供は、遺伝子の影響は少ないが、裕福な家庭の子供は、遺伝子の影響が大きい』というのを言っていた。
　つまり、『貧しい家庭の子供は、そもそも才能が生かせるような状況ではないから、遺伝子の影響は少ない。裕福な家庭の子供は、結局、遺伝子に刻まれた人生を生きる』と言う事だと思う。才能というのは、自分の遺伝子を完全に発揮すると言う事であり、と。
　「魂の能力を完全に発揮する事」と言っても良いと思う。
　だから、『子供は、親の期待通りには、育たない』ということで。

（続き）
　大学に関して言えば、私の親が正しい。『無理やり行かせるの』と。
　
　大体、バブルの頃に言われていたのは、『大卒の人が、高卒の人の、生涯収入を超えるのは、３０歳過ぎてから』。大学行くのには、お金が掛かるから、大学に行った元が取れるのは、４０歳過ぎたぐらいだと思う。
　本当に就職を言うなら、女性は、看護師の学校に行くしかない、と。
　後は、一緒だと思う。

（続き）
　人は、自分の能力を使って、生きていくのだけれども。
　その能力が平等ではない気がする。

　『私の料理は評判が悪く、計量の慎重さ、にも関わらず、失敗の多さから、しばし、化学実験に例えられる』と。
　だけど、その人は、お金を稼ぐ能力があるから、別に、普通に生きていける訳だけれども。
　実際の所は、お金を稼ぐ能力もなくて、料理もする能力もない人もいる訳であり、と。

　みんな不完全なのだよ。
　でも、お金が稼ぐ能力とか、夫と仲良くやっていく能力とか、家族と仲良くやっていく能力があれば、一応、人並みの生活が送れる訳であり。

（続き）
　２ちゃんねるのまとめサイトのまとめの記事で、『親が、いっぱい課金したのに、MARCHの理系しか、合格出来なかった』というのがあったけれども。
　「子育てなんて、『親に借りを作った』と思う、子供が、育つだけで、子育てとしては、成功じゃないか」と思った。
　
　「博士号取って、就職ない人よりも、親に迷惑かけていません」という文章を書いた事があるが。
　結局、どんなに頑張っても、未来は、分からないのであり、と。

（続き）
　『もっと、もっと』を望むのだけれども。「違うのではないか」と思うだけ。
　
　全ての人の人生は、その人にとっては、完璧なのだけれども。
　その、完璧さに、大勢の人が気づかないだけ。
　多分、因果関係が読めないのだと思う。
　『なぜ、そういう結果になるのか』が理解出来ていないから、『他者が悪いせい』とか言う人達がいるけれども。でも、全部、自分が原因で起きている。その因果関係が読めていない人が大勢いるだけで、と。因果関係が読めたら、全部、自分に原因がある事が分かるから。

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