ちなみに。「最低賃金を上げると、企業は、海外生産して、雇用が、海外に逃げていく」
と主張する人がいますが。これは、間違いです。
平成17年度の産業に占める、第3次産業の割合は、67.3%です。
(ちなみに。第1次産業が5.1%で、第2次産業が25.9%)
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/sokuhou/03.htm
これは、最低賃金を高くした所で、海外には、逃げません。
海外に、逃げるのは、第2次産業と、第1次産業、いわゆる、物を作る作業だけでしょう。
実際、我々が感じる所の、「パート労働者をこき使っていそうな職場」の大体は、サービス業、第3次産業でしょう。
イタリアで、レストランの値段の高さに驚きましたが。本来、日本でも、それぐらいの値段であってしかるべきなのでしょう。
一番、最低賃金で、働いているのは、マクドナルドのアルバイトの人とか、フード産業、外食産業で、働いている感じがするので。
これらの、業種は、最低賃金を高くした所で、海外には、逃げません。
せいぜい、料金が高くなるか、店が、なくなるか、でしょう。
しかし、料金が高くなるのは、社会全体で、負担すべき、ことではないでしょうか。
やっぱり、公務員だけ、高給取りの世の中は、おかしいと思います。
我々は、高い、外食費用を負担すべきでは、ないでしょうか。