しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

母の葬儀から帰ると千葉は吹雪

2014-02-08 19:52:43 | Weblog
'14/2/8(土) max ---℃ --% min ---℃ --%
雪 北よりの風強い

母の訃報の連絡を義兄より受けたのは、2月4日
兄からすぐ帰ってきてくれと電話をもらった翌日の朝だった。

雪祭り期間中であったが、昼頃の飛行機の席が取れて
しばらく留守にするため、
薪割をして終わり次第自宅を出発しようかと思っていた矢先。
看取ったのは付き添っていた兄だけで、
親族は皆病院に向かう途中で間に合わなかった。

成田空港に向かう電車、
車窓を流れる、枯れ草色の田んぼをボーっと眺める。

千歳に義兄と叔父が迎えに来てくれていた。

仮通夜。
病院から自宅に帰り、
生きて寝ていると何も変わらないような姿の母の横で一晩過ごす。

翌日は、しばれた朝。
玄関の軒下の柱の温度計は
マイナス22.5度。
外を歩くと、雪が寒さでぎしぎしと軋む音を立てる。
鼻が息をするたびひくひくと凍りつくような感じ。

湯灌、納棺、町の寺の大きな施設で通夜。
母の兄弟親類、地元の人多く集まる。

翌日、告別式。
真言宗の住職に引導をわたされて、あの世の修行の旅に出る。

小さな箱に納まって自宅に再び帰る。
訃報から火葬までめまぐるしくことが進み
人の最期にあとに
残された者たちにあたえられた別れの時間は
心の整理をつけるには、あまりに短い。


千葉に帰った翌日の今日は
雪を連れて帰ったかのように
朝から雪が降る。
ポリトンネルに10センチくらい積もった雪を午前午後2回払い落とす。

昼頃から本降り。
予報では千葉は夕方から雨。
しかし、雨どころか吹雪いてくる。
トンネルは除雪した意味がほとんど無くなる。
夕方もうすでに20センチ以上は積っているだろう。
朝までにこの倍近くは積るかも、、、。


これだけ積もると雪融けはかなり先になりそうだ。








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