病弱でもいい。いや病弱だからこそできるなにかがある。私の魂の成熟度合いは世間の評価でいうところの幼児かもしれません。けれども、私には私にしかできないものもあります。私にしか与えられないものもあります。
ここで誤解がないように、幼稚だからといって役に立たないものはない。
魂が普通の人と比べて成熟度が遅いんです。
だからゆっくりとした時間の流れがあります。その流れは花が咲く過程において人には分からぬものであり、見えないものであります。ゆったりとした時間の感覚の中でいろいろなものをたくさん見て知ることができます。感じることができます。悟ることができます。気づくことができます。でも私のように遅い魂の時間の流れがゆっくりとした人は生まれた頃からしんどいことばかりで辛かった人が多いと思います。その人生を味わい尽くし受け入れたときスピードは一気に加速するんです。
例えると私の魂は自転車でしょう。他のみんなは自動車かもしれません。自動車ではスピードが速すぎて周りが見えていません。美しい景色を見れません。行き交う人々と接触することができません。知能ばかりが先行する世の中で私はスローライフを楽しみます。
装甲が固いとね。ぶつかったときの衝撃は痛みとして認知ができない。だからいろいろな事件があっても相当な衝撃でないと小さな事で過ぎていくの。
では自転車ではどうでしょうか。自分のペースでゆっくりと周りの世界を楽しみながら学んでゆきます。自動車よりもはっきりとまわりが見えているんです。たくさんの学びを吸収することができます。確かにスピードが遅いんで傍目からはなんて遅い奴だと言われても私は淡々とペダルを踏み走ります。だからスピードが遅くて目標到達点に辿り着くまでに人の何倍も努力しなければいけなかったとしても、そこに辿り着いたときには自動車の何倍もの智慧や悟りを得ることができるという理論です。
ぶつかっても痛いんです。痛いから感じられる。
そんなことでつづく。
ＬＯＶＥ＆ＰＥＡＣＥ
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