憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

非核から非戦へ

2007-08-09 19:03:16 | Weblog
62回目長崎の平和宣言!

核兵器廃絶が緊急にして重要課題であることが繰り返し指摘された。
被爆国の自覚を持てと・・政府に厳しく迫った。
地元議員の久間発言(核兵器使用容認と・・)や
中央政界の核武装容認議論に危機感を表明し
核兵器廃絶の国内状況にも未来が見えないことを広島に次いで指摘せざるを得なかった。
安倍総理の挨拶は広島と同じ文面だった(官僚の作文?)自分の信念で述べて欲しいと思った。
日本が『日本政府が』核全面廃絶の先頭に立って全世界に訴える。
そうなれば、広島長崎の記念式典が毎年の記念行事だけに終わらないことになる・・のだが。
*被爆国として被爆体験を世界に語り継ぐ責務が日本にある
*非核三原則は日本の国是とも誓った(法制化を迫った宣言には応えない)
*『日本政府』が核廃絶の先頭に立つと踏み込んだ発言はなかった。
*被爆者との対面では被爆症の見直し課題を「持ち帰って検討する」の発言・
 「この場で見直すと即答を求められた」が無言で終わった。
◎総理の言行一致に期待する。

広島&長崎の平和活動は年1回の式典だけで終わらない。
多くの平和活動を精力的に行っている。
その事実を報道機関は国民に知らせるべきである。
そして、近い将来「非核の誓いを非戦の誓い」に引き上げ高めることです。

◎失礼ながら広島の後で二番煎じの感が拭えない・・私だけの愚かさだろうか!。

空しい総理挨拶

2007-08-08 21:33:22 | Weblog
62回目の広島:平和宣言

◎人類の意志として核兵器廃絶を呼び掛けた!
だが
被爆国日本の願いとは逆に核保有国は増加し続ける。
昨年は、北朝鮮が核実験が成功?している。
その時点での国内の反応は
核武装論が政権与党内で・・肯定された?。
広島平和宣言が空しく聞こえる・・・

◎憲法をあるがままに順守することを求めた!
宣言が求めた内容は明確である。
*日本国憲法の前文に「・・・政府の行為によって
再び戦争の惨禍が起こることがないようにすることを決意し・・・
この憲法を確定する。・・・」の実現である。
*さらに、第九条
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。」
日本国憲法をあるがままに順守すれば、
自衛隊は存在しないのではないだろうか。
アフガン戦争イラク戦争への自衛隊派遣は無いのである。
日本は国権の発動による戦争は出来ないのである。
◎この理想の実現を全世界に訴えたと理解できる
広島からの平和宣言は世界に伝えられ拡大してゆく。

被爆国のトップ安倍総理は挨拶で
「・・・今後とも憲法の規定を順守し、国際平和を誠実に希求し。
非核三原則を堅持する・・・」と誓った。
この誓いを実現する努力を期待したい。
だが、安倍総理の政治理想は挨拶内容とは全く違っている。
改憲して戦争する国にすることにある。
世界の人々を裏切る行為になりますよ!政治家は嘘を平気で言う?。
空しい総理の挨拶であった。

◎9日は長崎の平和式典がある
 どのような宣言が出るのか待たれる。

政治混乱から総選挙へ

2007-08-06 13:25:32 | Weblog
安倍総理続投宣言が歓迎される政界の不思議!
続投理由が面白い
*自民の参院選惨敗は安倍総理の責任はない・閣僚の失言や不祥事は閣僚の未熟が 責任!任命責任は問えない・総理は政治改革に全力を注ぐために続投する。
*年金記述不備は安倍政権の責任ではない。過去の政権の積み重ねが安倍政権で表 面化しただけである。
 それは言いたい放題勝手な論理展開です。
◎国民は安倍政権を拒否したんです!
 もっと言えば、小泉政治から続く安倍政権の継続を拒否したんです。
 あなた方の言う”閣僚の失言や不祥事”を見て、日本の将来を任せられない総理 だと拒否したのです。
 年金問題では100年安心の制度と言ったのは公明党&自民党です。その時点で 記録不備に気づかなかったのですか。責任は無いどころかあまりにも大きいでし ょう。その自覚も無い安倍さんに<自公連立政権>拒否をしたのです。
◎本当の拒否理由はこちらかな?
 『競争一辺倒社会・強者一人勝ち社会・弱者切り捨て社会・経済格差拡大社会』  に進めた罪を断罪した!これですよ!国民の声です。
 そして、過去の美しい『共生共存の助け合う日本社会』を大事にする。
 この政治路線へ転換を求めたと理解すべきです。
 この国民の叫びが聞こえない自民党&公明党には未来は無いですよ!。

*それにしても政治家とは愚かですね!国民の声は届かないのですね!
 9月の内閣改造&自民党役員入れ替えに翻弄されている?
 待遇に期待して安倍批判を避けている?
 国民のため国家百年のためなどの言葉が大好きな議員さん?
 ”国民のため”はお休みし自己保身にダンマリに徹する。
◎失礼ながら
 安倍さんが心機一転奥の手を使うとしても力量には限界がある。
 第一次内閣の役員&閣僚人事以上の才覚があるとは考えられない。
 <民主党内から閣僚抜擢ほどの力量があれば安倍さんに拍手するが
 この道にも明日は無いであろう>
◎しばらく政治混乱は確実に続く。その余裕は無い政治状況だが、
 安倍さんの続投宣言は政治混乱の選択であった。

「 安倍政権の戦争への道が一時的だが抑制される。
  8月を平和勢力の団結拡大に期待する。 」
 

62年前の夏

2007-08-03 21:39:08 | Weblog
62年前の夏は”空襲警報”が毎日のように出されていた。
*東の空に黒い点・だんだん大きくなって飛行機とわかる。
「敵機だ!B29だ!退避・退避!防空壕に急げ」と父が叫ぶ・・・
父は脚絆を巻き身支度をする。
家族を防空壕へ非難させるとどこかに出かけた。
母は子供を護る責任を重く受け止めて真剣そのものだった。
子供は怖がりはしない遊びのようにも感じていた(毎日のことで)。
私は8歳だった!長男の自覚を持って下の兄弟の面倒を見た。
でも、何時も防空壕に逃げて何も起きない
だから、防空壕から出てB29の飛行を追っても見た。
母が大きな声で”防空後に入り”と怒って叫んだ。
平気だよ・敵機は何もしないよ・高いところを飛ぶだけだよ!
不思議に思ったのは、敵機来襲・敵機来襲と叫ぶだけで日本の兵隊さんは何もしない
”なんで敵機を撃ち落さないの”

8月5日
いつもと違う敵機の数だった
飛行もいつもより低くを飛ぶ
B29が黒いものを次々と落とした
落ちてくる黒い塊が数十個に分かれた
地上に届く時の数は何百個に増えた
前橋の街に火の手が上がる
真っ赤に空に舞い上がる火の柱だ
燃える東の空を見続けた
特に怖いとも思わなかった
前橋の中心街全焼!焼死者549人!
防空壕内で丸焼けになった死者がほとんどだった。
恐ろしいことだと思い知ったのは大人になってからだった。
丸焼けの死者を目撃した人は「戦争は恐ろしい」と今も迫力ある言葉で話す
日本の各地が爆撃された(広島&長崎は原子爆弾)
日本は多くの犠牲の上に平和憲法を受け入れた。
平和憲法は永遠不滅であり続ける所以である。

米国ミネソタ州高速道橋が崩落・犠牲者多数・驚きのニュ-スである。
米国の多くの高速道路が開通後100年を経過
道路の改築補修が必要な次期が到来していると言う。
国民の財産生命を護る=政治のいろはである。
海外で戦争する暇などない米国の現状だ。
でも戦争大好きブッシュを選んだ米国民に未来は無い。
◎日本は大丈夫かなぁ。

8月の日本は?

2007-08-02 16:11:45 | Weblog
参院当選者の55%が9条改正に反対(公示前のアンケ-トに応えている)
ただ9条以外の部分改憲容認が64.6%いる。(共同通信社)
9条改正を含めて一括提案した場合!議員は何を持って最終判断する?
9条改正に反対と言い切れない議員が言い訳で賛成する場合がある。
いまひとつ議員は信用できない。
集団的自衛権行使も48.7%が否定している。
でも、この数値は戦争できる国づくり(安倍政権)にストップがかけられる。

国民は投票で終わりにしない・日常の議員活動を監視する。
TVニュ-スチャンネルを持たない家族が多いと伝えられるが
一日最低「朝・昼・晩3回のニュ-スを見る」(努力目標)
新聞報道にも注意を払う
私たちの日常生活は政治と切っても切れない深い関係がある。
君主豹変は議員の特権とでも思っている議員(言い訳が上手い)を許さない。
これは国民有権者の義務である。

大衆増税・集団的自衛権行使・憲法改正・この先に美しい日本が生まれる
この安倍内閣の政策は否定されなかった=安倍内閣の不信任ではなかった。
安倍続投・居直り居座りのいい訳である。
小泉安倍と続いた政治が国民に否定されたと読むべきなのに
お坊ちゃま政治家安倍晋三氏にはわからない。

安倍内閣そして自民党の破壊が本物になる。
その日は次期衆議院総選挙である。
民主党が参院でどんな活動をするか!
多くの国民が期待している・心配もしている。
懸念は民主党内に改憲推進議員が多いことで自民と通じる点があることである。
自民の誘惑ポストに惑う議員も無しとはいえない。
小沢一郎の党内指導力に期待する。
続投安倍政権にかく乱されず
国民の期待を裏切らない活動を見せて
解散総選挙になれば民主は衆院でも多数党になれる。
解散総選挙は民主の活動如何で今年12月以降近い日月と推定できる。

8月は戦争の反省の月である
戦争反省報道がマスコミに少なくなった。
とは言え8月は平和関連報道が多い。
戦争への道を突っ走る安倍内閣が参院選で敗北したいま
国民の声をバックに(憲法第九条改正反対新議員の55%)
平和日本の国づくりの方針を世界に向け発信する。


蒔いた種子を育てる

2007-08-01 16:43:01 | Weblog
◎今参院選では「平和を取り上げた」政党が不振を極めた。
*社民党の福島瑞穂氏
「私たちは憲法を護ります。戦争をする国にはさせません。私たちに票を下さい」 熱心に真面目に主張していた。・・が結果は得られなかった。
*共産党志位委員長さんも
「平和憲法を護ります。戦争する国にはさせません。わが党は戦前から弾圧を撥ね 返し戦争反対を貫いた唯一の政党です」と訴えた・・が結果は得られなかった。
*マスコミの報道が「自民か民主化か」二つの政党の対立構造に徹していた。
 選択肢が自民&民主の二者択一であるか如き報道であった影響もある。

◎蒔いた種は芽を出し育つもの!
今参院選では、国民の選択肢に憲法第九条の改正はなかったと思う。
格差拡大の社会に壊れる現実の生活を護る選挙だった。云わば生活防衛の選挙だった。
*日本の将来を見据えた選挙ではなかったと言うことである。日本の将来未来を決める憲法論は先に延ばされたのである。

◎国民は平和憲法改正についてまだ危機感がない。憲法を改正し平和を脅かす危機感が出て来た時には確かな反応をするであろう。そのときに必要な知識はまだ薄い。だが今参院選で平和憲法を護る種を蒔いた共産社民は平和が問われる選挙では実が生ると思われる。その選挙が来る日まで「蒔いた平和の種」を大事に育てることを期待する。

畑にいま芽を出したきゅうりがある。気候に注意し毎日見つめ育てると10月には立派な実を付ける。放置すると元気を失い実をつけない。
国民を毎日見つめ国民の生活を大事にする政治活動!国民は見ています!
期待歓迎すします!頑張れ平和党!!

吉永小百合さんの平和活動

2007-08-01 00:44:24 | Weblog
何気なく見ていたTVのニュ-スだった
『原爆の詩の朗読を聴いて平和への祈りが高まった』
『平和の為に何が出来るか考えるようになった』
女優吉永小百合さんの詩の朗読を聴いた10代の少女が語っている。
それほどまでに少女に訴えたものは何だろうと思った!
それで、
web検索に「吉永小百合 詩の朗読 平和」と入力した。
検索結果は351件も出た。とても全部に目を通すことは出来ない数です。

*吉永さんは、昭和61年に原爆の朗読会を始めている。
 全国の学校を中心に200回を越え尚続けている。
*沖縄戦の翌日には「ウミガメと少年」の朗読をする。
 大事に育てるウミガメの卵を空腹に耐えかねた少年が食べてしまうお話しです。
*吉永さんはお話がわからなくてもいい!
 子供たちが成長してこのお話を思い出して!
 平和を祈る気持ちを出して!
 次世代に平和のバトンタッチをしてくれればと語る。
*戦争を体験して戦争を語り平和の尊さを語る人は高齢になっている。
 戦争を語り平和の尊さを語り継ぐ新たな人の誕生を期待している。

◎少年少女に詩の朗読を聴いてもらう。(平和の大切を知る。)
 一緒に参加した父親母親までが平和の尊さを再認識している。
 素晴らしい平和活動ですね。
 護憲を声高に叫ぶより平和を守る方法があった。
 この夏も平和に関するTV番組は多いことだろう。
 みんなで見たい・みんなに見せたい番組ですね!
 新聞のTV番組欄にご留意を!!
 特にNHK特集に期待できます。
 ご参考までに NHKのホ-ムペ-ジ www.//nhk.or.jp/sengo62