憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

戦争は人の心の中に生まれる

2006-08-06 16:51:32 | Weblog
国際連合教育科学文化機関憲章(ユネスコ憲章)

前文
 この憲章の当事国政府は、その国民に代わって次のとおり宣言する。
 戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。
 相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信をおこした共通の原因であり、この疑惑と不信のために、諸人民の不一致があまりにもしばしば戦争となった。
 ここに終りを告げた恐るべき大戦争は、人間の尊厳・平等・相互の尊重という民主主義の原理を否認し、これらの原理の代わりに、無知と偏見を通じて人間と人種の不平等という教義をひろめることによって可能にされた戦争であった。
 文化の広い普及と正義・自由・平和のための人類の教育とは、人間の尊厳に欠くことのできないものであり、且つすべての国民が相互の援助及び相互に関心の精神をもって果たさなければならない神聖な義務である。
 政府の政治的及び経済的取極のみに基く平和は、世界の諸人民の、一致した、しかも永続する誠実な支持を確保できる平和ではない。よって平和は、失われないためには、人類の知的及び精神的連帯の上に築かなければならない。
 ・・・以下略・・・

*no more ヒロシマ!
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」・・・ユネスコ憲章前文を読み平和を祈念することにした。

*「人間は生まれながらに自由平等である。」この精神を否定するが如き、悪しき自由とか・悪しき平等とかが日本を闊歩している。ユネスコ憲章前文を読んで・日本社会が、いかに危険な方向に進みつつあるか再認識!。

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