憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

高齢者再雇用の義務づけ改正法案・・65歳定年制に?

2012-05-28 17:49:37 | Weblog
●今国会に提出されている法案

 <消費税引き上げ法案論議に隠れて目立たない存在だが
  “企業経営に大きな影響を与える法案がある。
  “労働者にとっても生活を一変させる法案だろう>
  
●65歳まで定年延長義務づける
 “高年齢者雇用安定法改正案”

※現法律は
 “定年制廃止や定年延長又は継続雇用制度”
  いずれかの導入を求めている。
  ただし、制度採用しても労組と話し合い
  社員を選別できる仕組みになっている。

※改正案では
 “継続雇用の対象者を限定する規定を廃止
  希望者全員を再雇用することを義務づける

●60歳定年=無年金者が出る
 この解消に向けた改正である

※マスコミは2013年問題と大々的に喧伝したが・・
 今は増税法案一本やりの報道である
 マスコミの無責任極まれりである

●企業の対応が注目される

※若年労働者の給与を減額定年延長者に回す
 なんてことになったら
 さらに不景気社会になりかねない・・

『高年齢者雇用安定改正案』
*消費税引き上げ法より社会に与える影響は大きい
*退職年齢:単に延長
 これではあまりにも考えが浅すぎる
*60歳から65歳までの労働者の能力を最大限生かす
 再雇用制度を改正法制定以前に研究すべき課題だろう
 気になって仕方ない・考え出すと夜も眠れない高齢者である