憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

補正予算衆院通過 衆院審議に意味があったか????

2010-11-16 20:32:32 | Weblog
●尖閣諸島問題が
 ヘンテコな方向に向いてしまった

●本質論に近づくために
 尖閣諸島の問題がなぜ起きたのか?
 もう1度整理してみた・・・

〇国連調査委員会から報告書が提出された

 〝尖閣諸島周辺海底に石油資源がある”

※直後から
 中国と台湾が尖閣諸島の領有権を主張した
それ以前は(中国も台湾も)
1度も領有権の主張は無かった
 日本の実質支配領土だった
 <尖閣諸島に領土問題は存在しない
  =日本の主張の根拠だ>

●領有権の主張以来
 中国漁船の領海侵犯は
 続いて起こされていた
 だが、
 巡視艇の警告に従って
 領海外に出ていた
 ところが
 今回は、
 故意に巡視艇に衝突する
 事件を起こした

●国際法に従い
 漁船船長逮捕した
 逮捕は
 特段問題なかったわけだ

 だが、

“漁船船長逮捕拘留延長に”
 中国政府が
 予想外の強固態度にでた
 
●慌てたのが日本政府だ
 そして
 “処分保留で犯罪者を釈放”
 しかも
 その判断を(責任を)
 地検に押し付けた

※この日本政府の
 軽率な判断が問題を複雑にした
 中国政府は
 さらに強固姿勢に出た
 その上に
 中国国民の反日行動が過激化した

 <ロシアまでが領土問題に反応した>

〇尖閣諸島に対する
 日本政府の基本的態度は一貫している

 「尖閣諸島に領土問題は存在しない」

 明確でありブレはない!

●ところが
 漁船衝突事件は
 領土領有権の本質から離れ
 枝葉末節の
 ビデオ映像流出問題へと転化した

●後はニュ-ス報道の通り
 〝ビデオ映像流出”
 事件と化してしまった
 〝漁船の領海侵犯が
  吹き飛んでしまった”

●国会劇場の終幕は
 野党が不信任案提出
 与党多数により否決
 補正予算衆院通過
 参院送致と・・・
(自公時代と少しも変わらない)
 衆院審議は
 国費のムダと時間の浪費のみで
 終わった

 ああぁ!
 やんなっちゃう!
 である

※不平を出まかせに作文した
 駄文を謝して
 本日はここまで・・・
 おやすみなさい!