憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

訪問販売で応酬・福島消費者庁大臣と橋下大阪府知事・・軍配はどちらに?

2009-12-22 12:45:20 | Weblog
〇小さい報道であったが
 関心を持って読んだ記事がある

〇消費者庁の福島瑞穂大臣が
 大阪府の橋下徹知事を訪問した時のやり取りである

*大臣
 “大阪府などの自治体が実施する
 「訪問販売お断りのシ-ル」は
 『訪問販売お断りの意思表示にならない』
  (消費者庁の見解)
*知事
 「悪質訪問販売から高齢者守るためには
  法的担保が必要だ」
*大臣
 「そのためには法律改正が必要だ」
*知事
 「日頃の大臣らしくない歯切れが悪い!
  やる気が見えない」
*大臣
 「法律改正をしないでも
  規制ができるか現場と検討する」

〇改正商品取引法が12月1日に施行された
 それを受けての両雄の応酬であった
※改正法では
 『一度断った商品を
  再訪問して勧誘することは禁じた』
 一定の効果は期待できる規定ではある

●だが、
 高齢者が(高齢者のみ家庭)
 悪質業者の被害を受けている現実がある

●なぜ被害を受ける?
 訪問販売者は(訪問セ-ルス)
 話術巧みなプロだ!
 会って話を聞かされると
 “その気にさせられてしまう”
 だから
 会わないことが被害の防止になる
*丁寧な説明をお断りできない
 人情家の高齢者も多い
 その上に
 プロのテクニック話術で迫られる
 会えばその気にさせられる
 と、言うことだ!

●消費者庁の見解がある
 “営業の自由がある”
 “一律禁止は営業妨害になる”
 “真面目な業者が多い!
  悪徳業者ばかりではない”

◎消費者庁は
 誰の味方!誰をどう守るの?
 『消費者を守る』役所として発足した!
 違いますか?
 福島大臣シッカリして下さい
 高齢者家庭の被害は続出しています
※被害防止には
 『訪問販売業者と会わないこと』
 これが原則ですよ!
 私は
 大阪府知事さんに軍配を上げます。