憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

所得税には累進課税復活・・・・経済格差の解消=直ぐにもできる政治の仕事だ

2009-06-25 12:05:39 | Weblog
〇歳入の再検討!

●“13800円”こんなフレ-ズの歌が流行した
 “サラリーマンは気楽な家業とも歌われた”
 貧しくともよき時代であった。
 1960年ごろと記憶する。

①上司(管理職)との所得格差は3倍程度であった
  (地方の一般企業や地方公務員)
②こんな記憶もある
 給料の支給調整があった=50円引き上げられた
 ところが
 年末調整で多額の所得税を天引きされた
 「累進課税が1段階上げられた結果だった」
③原因不明の病気で長期入院した
 医療費生活費が心配だった
*ところが
 医療費は
 最初の1ヶ月が1日30円の負担
 30日経過後は医療費負担は0になった
 月給は3ヶ月までは全額支給
 110日間の入院は
 有給休暇を使って3ヶ月以内で済んだ
 心配は杞憂に終わった

●1960年代の生活は潤いがあった(余裕とは違う)
 池田総理の所得倍増高度経済成長政策<1960-64>
 労働者にも利益が配分された
 ※今思えば
 「この世は金だ」
 金が支配する世の始まりだったかな・・・

●それから50年
 世界第2位の経済大国になった
 だが不思議なことに生活の質が向上しない
 むしろ庶民の生活から潤いが消えてしまった
 幸せは逃げ去ってしまった。

●追打ちをかけた小泉構造改革
 経済格差を拡大させた
 ワ-キングプアが激増する
 1部裕福者が良い夢を見ている
 社会から潤いを奪った<凶悪犯罪激増中> 
 
『経済格差が拡大!』
 
〇一度拡大した格差を
 小さくすることは困難である
 だが政治には簡単にできる
 政治にしかできないことでもある

◎富裕層の有り余る所得の一部をご提供いただく!
 『累進課税の復活だ』
 富裕層から貧困層へ再配分だ
 (政治の基本は弱者を助けることである)
 格差解消政策だ!
 消費税は逆進課税だ!全く逆さまである

●年間所得1億円以上は
 累進課税最高85%にする
 1億×0.85=8500万円=税金である
 10億×0.85=85000万円=税金である
 以下10%刻みの累進税とする
 年間所得300万円以下は無税とする
*1%の裕福層が所得の20%を占有するいびつ経済
 所得の累進課税で所得を再配分する
 これは社会正義である
*働く意欲を失い働かなくなる
 結構でしょう!
 所得が減れば税金は下がる
 その選択は自由である
*大部分が不労所得であろう
 簡単に所得を減らせない

●生活価値観を変える
 高額の税金を支払うことに生甲斐を持つ
 経済価値観&社会道徳が変わる
 これも政治の仕事になる。

※法人税も同様な価値観に戻す

〇以前は消費税はなかった
 国家の歳入は
 所得税・法人税・固定資産税・相続税・贅沢品の物品税
 税金は裕福者が沢山払っていた
 多額納税者に喜びがあった

●所得への累進課税復活で経済格差が解消できる
 『やる気さえ持てばできることである』
*消費税の廃止も可能になる
*私たちも少しなら(低所得者の声があるなら)
 消費税率2%程度に抑えてご負担いただくか!

◎大きいことは良いことだの時代は過ぎた
 際限のない拡大経済にストップ!
 
『日本が目指す未来社会は
 潤いのある安心社会である』