目の前の景色がくらりと揺れて、思わず片手が
駅ホームの床を掃いた。
それがこの夏、私が熱中症との出会いを自覚した日。
間断なく続く頭痛。
目を開けていられないほどの発汗。
「大丈夫?」誰かの声。
ふうっと息を吐き、気がつくとホームのベンチに座っていた。
大きな柔らかい優しいものが、体中を包んでくれていた。
言葉にすれば「安心」だろうか。
動悸も治まり落ち着いてみればそれは「手のひら」だった。
声から察するに母よりも少し若い老婦人が
私の汗に濡れた背中や頭を摩ってくれていた。
その手が頭を撫でると頭痛は嘘のように引き
背中に置かれるとそこから涼風が体を吹き巡った。
誰かが駅員さんを呼んでくれたらしく、
事務室で少しの時間休ませてもらった。
事務室で少しの時間休ませてもらった。
冷たい飲み物とクーラーの涼しさ。ほっと一息。
でも「大きな柔らかい手」を持つ人は既に消えていた。
あれは「菩薩さま」に違いない。
瞬時にそう悟って
「菩薩さまは何処に?」と駅員さんに聞いた。
「菩薩さまは何処に?」と駅員さんに聞いた。
駅員さんが「救急車呼びますか?」
と気の毒そうな顔で云った。
と気の毒そうな顔で云った。
ありがと。
私もショックだったの。
ナルクのS野さんにメールで愚痴ってしまった。
R52さんにも一緒にメールしたから読んで。
素晴らしい体験記を皆さんに読んで欲しいと思うのは
私一人だけではなかったと同感ですが、
なにも抜粋しなくてもね。
もしかしてミージャさんが校正したのかしら・・・?
折角なら私のとぼけたコメントまで載せて欲しかったぁ
はい。徹夜読書は極力自重しますんで。えへ。
>R52さん。
だから~
ホントに菩薩さまだったんですってば。
そんな時に見ず知らずの暖かいまなざしや差し延べられた手の温もりを菩薩様の手と思えるのでしょう。
ミージャさんが出会った方のさり気ないお心に、私も共に感動しています♪
私も菩薩の手になれるように心掛けようっと!
暑さに弱いあなたは8月の歩こう会はお休みで大正解です!
徹夜の読書も影響していたかも?・・・
大事に至らなくてヨカッタヨカッタ
菩薩さまに逢えたのも、日頃の心がけが良かったからですね。