プレゼント

先日私の職場に、高齢のお母様を連れて来店されたお客様が、今日はご夫婦お二人で来られた。

先日の来店の際、お母様が大変喜ばれていたと仰って、私にと、小さな包みを持ってきてくださった。
中には和菓子が入っていた。

93歳のお誕生日に、娘さんご夫婦に食事に連れてきてもらったという高齢のご婦人に、私の母の話をしたり、また来年も元気できてほしい…など、ごく当たり前の言葉を掛けただけなのに、こんなに喜んでもらえるなんて、本当に驚いた。

この私が心から、人を励ますことができるのも、母との闘病の日々があったからだと、改めて私を成長させてくれた母への感謝の思いが込みあげた。

どこででも目にする母娘の連れ立つ姿に、羨ましくも悔しく切ない思いが込み上げる私である。
いつかはもっと広い心で受け止められる、大きな私になれるのかな……

着物

先日の娘の結婚式に着た着物を片付けた。

今まで着物は母が管理してくれていたから、着付けを頼んだ人が来るとき、着物や帯、小物を出すのにさえ一苦労した。
いつも母が着物一式を出してくれ、着付けをしてくれ、脱いだ後も畳んで和ダンスに仕舞うところまでしてくれていた。

和ダンスの引き出しの一段ごとに、その引き出しに入っている着物の種類が書いてあるメモが入っていた。

私一人では着れないくらい沢山の着物を嫁入り支度してくれた母であった。

さて、どうやって着物を畳めばよいか…
インターネットで『着物の畳み方』を調べると、動画や図解入りなど、解説があるわあるわ…

すごい時代だ！！

私のように母を亡くして困った人が見るのであろうか…

着物を畳みながら、母への感謝の思いが込み上げてくる。

母が生きている時に、もっともっと感謝の言葉を掛けてあげればよかったと後悔する私であった。

ママ、ありがとう。
でも、もう着物は着れないかもしれないな。

娘の結婚式♪

今日は晴れて、娘の結婚式。

交際三年の間、彼の潰瘍性大腸炎の幾度にも渡る入院、そして手術・完治という大きな難を乗り越えて、無事にゴールインすることができた。

彼のお母さんは、「まさか、結婚できるなんて思っていなかった」と、感激の涙。涙。涙。

鹿児島のおじいちゃんとおばあちゃんから、立派なブリザーブドフラワーが添えられた祝電が届いた。

ささやかではあるが、温かい素敵な結婚式であった。

式の後、娘に、家族で書いた寄せ書きと、私の手料理のレシピノートを手渡すと、娘の笑顔は涙に溢れていた。

私の兄が寄せ書きに書いてくれた言葉。
「良妻賢母より料妻健母に」
なかなか上手い！

今朝の母の写真は笑っているように見えた。
きっと母も喜んでいてくれると感じる。

末永～く幸せに…

ポチの7歳の誕生日！！

我が家の愛犬ポチも遂に7歳。

犬年齢では『シニア』の仲間入りとなった。

ペットショップで一目惚れして、我が家の一員となって、早7年。
生まれて間もなくより、若年性白内障と診断されたにもかかわらず、進行することなく、無事に7歳を迎えられた。

母が大変可愛がり、膵臓癌を発病後は母のセラピー犬であった。

会話の少なくなった私達夫婦のお助け役にもなっている(笑)

娘が誕生日プレゼントにおもちゃとクッキーを持ってきてくれ、私も洋服とケーキを買って帰り、ささやかなバースデーパーティー。

こるからも元気で長生きしてね…ポチ！！