みいちゃんの”おかげさま”

ひとり暮らし12年を経て 2016年秋から長男宅で暮しています

関西から関東へ生活の変化を記録します

お見舞い・・・ 神戸へ つづき

2019-04-21 22:26:18 | 日記
15日は良いお天気でした

前日 六甲アイランドのホテルに宿泊し

思い出話をするうちに

魚崎の街を歩いてみたくなりました

小学校や八幡神社 通学路の家並み

午前中をかけて ゆっくりと散策しました

小学校は 建て替えられていましたが

外観はほとんど以前のまま、校門はそのまま残されていて

地元の方たちの心映えが嬉しくなりました

いっちゃんも私もこの校門を出て学童疎開をしました

魚崎を離れる直前に いっちゃんは

お父さんとこの校門前で写真を撮ったそうです

「生きて再び会えないかもしれない」と

お父さんは思われてのことだったと

敗戦後 魚崎に帰った時に聞かされたそうです

あの頃、大人たちは皆々そんな覚悟で生きていた

そんな話もしながら歩きました

魚崎は阪神淡路大震災の被害も大きかった町です

戦争で被害に会わなかった古い町並みが

あの大震災で失くなっていました

それでも通学路はそのまま存在して

この辺りに文房具と駄菓子の店があったね

貸本屋があって良く二人で行ったね

「あれ!○○さんの家、お元気なんだ」

と建て替えられた家に同級生男子の表札をみつけたり

小学校の頃は武運長久を祈っていた八幡さんは

拝殿の向きが西から南に代わっていたのを見つけたり

そして 六甲アイランドの埋め立てで

かって美しい茅渟の海と言われた魚崎の浜が

無くなってしまった現実にショックを受け 

六甲アイランドに昨夜泊まった身にしては

想像力の無さに気が付いた私達でした

この日 京都まで移動、駅前のホテルに1泊しました