懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家写真展 -19 四季の風景 秋

2014年06月11日 | 岡山の茅葺民家写真展
撮影場所 岡山県富村 ススキ


秋の風景は紅葉やススキ、菊、大根干し、稲の刈り取りなどであろうか
カラーならば何でも撮れるが白黒では対象が限られる。
秋が一番日本の風景らしい。
日本人の心にはこんな風景とともに学校唱歌や童謡を子供の頃から聞いて来たのでイメージされてきたのであろう。
中国にはこんな唱歌のようなものはないようだ。日本の唱歌を歌う中国人歌手が語っていた。
日本は西洋音楽を取り入れ諸外国に追いつくため数多くの曲が作られてきた。有名な作詞家、作曲家もうまれた。
みんなが知っているだけでも200曲はある。
これは世界に誇れる日本の文化遺産でもある。



写真はいずれも岡山県加茂町






茅葺民家 大分県日田市の茅葺民家

2014年06月10日 | 茅葺き民家

大分自動車道の高いところから集落を見ていたらポツポツと茅葺民家が残っていた。
いつか降りて撮ろうと思ったがなかなか実行できずにいた。
日田のホテルに泊まり茅葺の在りそうなところを走りいくらか発見した。
それからもう何度来たであろうか5回は訪れたと思う。
日田は「ひた」とよむのだそうだ。
「ひだ」では飛騨になってしまう。安来市は「やすき」ではなく「やすぎ」だそうだ。地名人名は難しい。
ハゲに毛ありハケに毛なしという日本語には遊び言葉がある。

このあたりの民家は茅葺の他に杉皮葺きの民家もある。
杉皮は茅に比べて耐用年数がはるかに長い。
杉の産地だけに杉皮を利用したのであろう。
檜皮に使う檜の皮は生きた木から剥がすが杉は形成層も剥離するので木が枯れる。
製材にする前に皮を綺麗に剥がして使う。

家や田の石垣が素晴らしい。こんな川から拾ってきた石を積み重ねたところは少なくなった。
人の苦労の歴史が感じられる。道路も車もない時代にどのようにして運んだのであろうか
今の石垣は安定した石垣にするため人が加工した樵石が使われる。


日本茅葺紀行  NO,136 タチアオイと茅葺民家

2014年06月09日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 山口県山口市

タチアオイが今ごろから夏場まで咲いている。
特に好きな花ではなかったが高いので茅葺民家を撮るのに都合がよい。
地面を這うような花はなかなか茅葺と一緒に撮りにくい。
花が鮮やかで雨の日や曇りの日には画面が明るくなる。
これから四季折々の花も入れて茅葺民家を撮ってみたいと思う。
アオイといえば徳川家の家紋三つ葉葵の図柄が有名だがあれはカンアオイやフタバアオイのも模したものだ。


撮影場所 新潟県上越市




撮影場所 京都府福知山市 


懐かしい物 玉島の町並み

2014年06月08日 | 古い町並み
撮影場所 倉敷市玉島

カメラを持ち玉島の町をぶらぶら
古い民家や日々の人の生活を撮った。
平成の時代になり古い町並みが続くところは少なくなった。
残っていたとすればそれなりの保存がされている。
古い民家の断片を切り取るしかない。
今の時代だから断片をいくつも撮影し組み合わせこんなのが沢山あるように見せるしかない。
車椅子の生活になり町並み民家を撮るのは困難になった。
茅葺民家ならば単独で一軒あるので車で近くまで行き今のカメラならズームが効くのでそれなりに撮れる。

板張りの民家や本瓦の民家は見ていても味わいがある。落ち着きのある民家である。


岡山の茅葺民家写真展 -18 四季の風景 代掻き

2014年06月07日 | 岡山の茅葺民家写真展
岡山県奥津町


母屋と小屋が茅葺の方が代掻きをしているので撮影させてもらう。
茅葺民家から50メートル位い離れたところに七色樫の木がある。
七色に色を変える樹齢350年、樫の木としては大きい。この民家の方の所有で県の指定を受けた樹である。
このあたりはいい雰囲気の土地であったが今は茅葺民家もなくなった。

蒸気機関車 豪雨の撮影

2014年06月06日 | 蒸気機関車
撮影場所 鹿児島県肥薩線吉松

梅雨の大雨のシーズンに南九州に撮影にいったらご覧の通りの豪雨だった。
梅雨と秋雨のシーズンは旅行などするものでないと気付いた。
人間なんでも体験しないと分からないものだ。
利口な人はそれを知識で得ているのだろうが私は失敗して自分の愚かさに気付くタイプである。
大畑ループで撮影するつもりだったが何の雨宿り場所も障害物もないところでの撮影は雷に撃たれに行くようなものだ。
集中豪雨の時は湿った暖かい空気と北の冷たい空気で上空に積乱雲があり雷を伴う雨が多い。
大畑の撮影は諦めて雨宿りのできる駅で撮影することとした。

しかし、この雨であるどう撮影するのか、土砂崩れで鉄道が不通になり明日からの仕事に間に合うが心配となった。早く帰り支度をした方がよいか悩んだ。
物事にはなんでもトラブルや想定外はつきものであるその時にどんな対処をするのかで人間の真価が問われる。経験の豊富な人や真剣に問題に対処してきた人は強いと言われている。

C56形蒸気機関車でプレートに型式が書いてあるプレートを収集している人は垂涎の的だそうだ。このC56は山野線の貨物を運んでいたが山野線は廃線になった。


茅葺民家 鳥取県日南町の民家

2014年06月05日 | 茅葺き民家
撮影場所 鳥取県日南町


日南町は中国山地の麓にあたるので高度もあり冬は雪がかなり降る。
国道沿いにはスーパーなどもできてそれなりに活気もあるが雪の多い地域は過疎化が進んでいる。
10年ぶりに行ったら集落に人が住まず廃屋だけが残っていた。
私が初めて訪れた時は昔のままの生活や風景が残されていて大変感動した。
日南町は岡山と隣接していたが蒸気機関車を撮っていた頃も通過だけて立ち寄った事もなかった。
あの頃ならば素晴らしい茅葺民家や人々の暮らしに出合えたであろう。
ネットで茅葺の資料を検索していたら昭和50年代に竹島善一氏が奥会津に何十年も通い撮影した写真展が行われている。
東京でウナギ屋をやりながら趣味の写真を撮っている。貴重な郷土の記録写真でもある。
昭和50年代でもあんな風景が残されていたのだと感嘆したところだ。




今日から始まるオヤジギャグ

2014年06月04日 | オヤジギャグ


今日から始まるなんとも下らないオヤジギャグ

これも老化防止、ジジイのたわごとと思い勘弁願います。

いよいよワールドカップ開催に期待が踊ります。

しかし、こんな輩も


「ワールドカップよりワンカップ」

日本茅葺紀行  NO,135 茅葺民家の食品店

2014年06月04日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 広島県高野町(現在は庄原市)

高野町は山を越えたら島根県奥出雲
そんな中に茅葺民家で食料品店がある。
茅を葺き替えていたので茅葺民家で頑張るのであろう。個人店が少ないのにしかも茅葺とは余計に珍しい。
最近は個人店では生き残れない。
どんな地方都市でも大型スーパーが出来てにぎわっている。
田舎の子にはこんなスーパーの中が唯一の都会である。

いつまでこんな店が続くのであろう。個人宅への配達やこまめなサービスをしているのであろう。若い女性が雇われで働いていた。
こんな店とともに頑張れと応援を送りたい。




懐かしい風景  丸亀の魚の行商

2014年06月03日 | 懐かしい物
撮影場所 香川県丸亀市

四国へ帰省するときに水島からフェリーに乗り丸亀まで行き丸亀駅から鉄道に乗っていた。
乗ったフェリーも本四連絡橋が出来て無くなった。
丸亀の港や街中に古い本瓦葺きの町並みがあった。
いつか撮影しようと思いながら日々が過ぎた。
列車の時間もあり落ち着いて町を散策する時間はなかった、
そんなとき魚の行商をしていたので撮影する。
その当時は港町などでは行商する女性が必ずいた。
NHKの小さな旅で茨城から東京銀座へ行商するために通っている女性が紹介された。
工事中の場所はおばちゃんのために一角を開けてバリケードしてある。雨の日には軒先を使わせてくれる。いまの時代に東京にも暖かい人の付き合いがあるのだと思った。

日本の各地を巡り行商のおばちゃんばかり撮影すればいい写真集が出来る。