懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

砂糖

2021年02月06日 | 日記
砂糖

ス―パ―の新聞折り込みを、見ていると砂糖1kg 98円と載っていた。
安売りの目玉であろうが、何とも安い物だ。

我々の子供の頃の甘さに飢えていた頃を思い出す。

日本は太平洋戦争で、サトウキビの生産地の台湾を失い、沖縄や奄美大島は米国の占領下におかれ外国であった。砂糖が絶たれた時代が長く続いた。国内も三温糖など細々と生産されていた。
砂糖が無ければ和菓子、洋菓子、飲料水は安く生産できない。

人工甘味料のサッカリンやチクロを、食べさせられたのであろう。人工甘味料は発がん性があり販売中止になった

正月の雑煮に餡餅を入れるところがある。香川県の西部の坂出や丸亀である。
熊本県の水俣では雑煮の上にスプーンで砂糖を乗せて食べる。
正月だけに許されものだ。甘い物や砂糖に憧れがあった。



昭和39年の農産物の自由化で、砂糖とバナナが安く手に入り豊かさを
享受できた。

外国の低賃金と日本の円高で海外の農産物が安く手に入るのは感謝しないといけない。

砂糖の原料はサトウキビやサトウダイコン,他にメープルシロップがある。
サトウキビは絞り煮詰め結晶化させ原糖を輸入して砂糖メーカー(三井製糖など)で精製する。

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