懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 斜面に建つ家

2022年03月01日 | 茅葺き民家
撮影場所  岡山県総社市
昔らの農村集落を見ると田や畑に住宅は建てない。
耕作地を減らさないように、住居は斜面を利用し石垣を積み平地を確保して家を建てた。
四国山地の祖谷などの山間地に行くと畑も斜面で平地がない。
こんな故郷を捨てればよいが、律令制から江戸時代まで住む所、職業、身分、結婚の制約があった。明治になっても家長は家を守るため住み続けた。

こんな傾斜地は豪雨が長く続くと土砂崩れの恐れがある。家の基礎がしっかりしても全体が押し流される。あとは地震、強烈な震度の地震は地盤の崩落、土砂崩れによる生き埋め。阪神淡路大震災では斜面の団地が傾斜地に流された。
東日本大震災は盛り土の団地が崩れ家が流された。北海道胆振東部地震では土砂崩れで生き埋め。
巨大な地震は平地でも液状化の心配があり祈るしかない。


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