懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

私の鉄道遺産

2016年02月09日 | 蒸気機関車
鉄道遺産の本から自分の撮った鉄道写真の中から鉄道遺産をさがしてみたい。
写真を組み合わせて一つの写真としてみたい。
鉄道のほかには昭和遺産というテーマでもまとめてみたいと思うようになった。

○○遺産と言われるようになったのは1972年に世界遺産がユネスコから発表された。
遺跡や伝統的建造物、貴重な自然景観や生態系を後世に残すために制定された。
日本の世界遺産登録は1992年である。
その後、日本でも近代化産業遺産や土木建築遺産、日本遺産が生まれた。

私が鉄道の写真を撮っていた頃は鉄道遺産こんな言葉はなかった。
しかし、今思えば鉄道遺産の宝の山だった。
蒸気機関車の廃止で消えた施設、消えた機関車、モータリゼーションで斜陽化した地方の鉄道、廃線や無人化、客車の廃止、貨物輸送の縮小による貨車の廃止とヤードの縮小、老朽駅舎、

蒸気機関車も昭和30年代から撮っていた人はこんな施設も撮っている。フィルム感度も低くカメラの性能も悪かったので動く被写体は撮りにくかった点もある。
SLブーム以降は数年後に迫ったSLの廃止に走っている勇姿を撮るのが先決だった。
撮影地ガイドブックを持ってである。

鉄道遺産にしても設備が機能している設備、状態を撮りたい。遺跡では価値が半減する、これは茅葺民家などにも言える。人の住んでいない保存民家では面白くない。

どんな物を鉄道遺産とするか、自分の裁量で決める。
1.走行写真は遺産の対象としない。走行写真として見たほうがよい。
2.遺産もバランスシートの言葉を引用して流動遺産と固定遺産に分かれるのではないか
 固定遺産 機関庫のように同じ場所に設置されているもの。流動遺産、動く物、時々刻々変 化するもの、機関車や駅の風景、郊外の鉄道沿線風景

上の写真 石北線常紋 腕木信号やスイッチバックの線路、SLの交換風景が消えた風景
下の写真 倶知安機関区 給炭や灰の掃除をする。木造の建物も見掛けない



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