懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の古い町並み写真展 報告

2012年02月10日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展が終了しました。
片付けや、子供への生活教育の資料に譲ってほしいとの要望がありアルバムをつくっていました。
一段落したので再度ブログ始めます。

写真展が終了したのに伴い出品した作品や関連写真を随時投稿していきます。

写真展を開催した趣旨
1.私は車椅子生活のため社会との接点がほとんどない。
 写真展を通して多くの人と会話して知識や技術を吸収したい。
2.昭和40年代末期に撮影した写真がほとんど公開されていない。
 死ぬまでに公開して見てもらいたい。
3.写真展で公開し見た人から評価してもらいたい。感動させる作品がダメな作品か、
どこがダメで今後改善すべきところを得たい。

 みんなの前に作品をさらけ出さない事には本音の評価は得られないと思い写真展を行った。

出品写真はモノクロ65点、下記、13項目で昭和の古い町並みを表現した。
1.通り 2.路地 3.運ぶ 4.甍(いらか) 5.街から消えた店、6.昔ながらの店、7.働く
8.茅葺き風景、9.子供の遊ぶ情景、10.風俗、11.伊勢大神楽、12.夏まつり、13.水辺の家

作品1.「通り」 倉敷市下津井

 下津井のメイン道路 狭い車がやっと交差できる道路、それゆえ開発から逃れ古い町並みが残ったと思われる。この頃の子守はお婆さんの役目だった。家族全員で子供を育てる環境があった。
お婆さんにもしっかり役割があった。今は嫁さんが親の干渉を嫌う、親も孫の世話より自分の生活が優先である。育児ノイローゼや育児放棄で児童虐待が絶えない。動物は子供を産めなくなったら寿命を絶つ、人間は長寿社会で子供を産む期間と生まない期間が同じになった。この一枚の写真から現在の社会の抱えている問題が見えてくる。

写真展出品作品 作品1.


上の写真、現在の風景


関連写真 下津井の通り


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古い町並みその他港の生活風景山里生活風景その他 (三好)
2014-10-05 21:50:00
40年生まれでですが感動しましたありがとうございます またよろしくお願いいたします
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お立ち寄りありがとうございます (mihoshi55)
2014-10-06 16:47:17
お立ち寄りいただきコメントもいただきありがとうございます。私は撮影する時に何のために撮るのかと自問しました。ひとつは自分のためです。自分が生きた証と軌跡を残すためです。もうひとつは生まれてくる子供の為に撮ろうとおもいました。生まれてくる子供は生まれた時代を撮れるはずがありません。これを出来るのは親の役目だとおもいました。またお立ち寄りください。
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