懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 消えた民家

2018年07月05日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県旧加茂町倉見

25年前に撮影した民家は消えて今はない。
故郷に帰る気があれば茅葺きをセカンドハウスなりにして残すが人が住まなくなり数年で取り壊す。もう故郷には帰らないという事であろう。
人が住んでいる限り水道や下水の配管の管理がいるし電力会社やNTTも電柱や電線の管理をしなくてはならない。
消滅集落は住み慣れた場所を捨て便利な場所に集約する事も考えている。

岡山の県北の市も22年後には人口が半減するという。

山の中に一軒家という番組がある。
住んでいるは人はみんな凄いと思う。
家と土地を守りつつけている人、都会があこがれて移住した人。
人との接触も少ないが日本人の誇りの高さを感じる。92歳の一人住まいのオバアチャンはペン習字をやっている。
親から子供頃に言われた事を守り漢字を忘れずいい文章を書くのを心掛けている。
日本人の教育レベルの高さと精神性の高さを感じる。
日本に生まれてよかったと思う一瞬である。





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