懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

バナナ

2023年07月02日 | グルメ
バナナ
介護施設で朝礼にて2分程度話をする。今日の月日と今日の話題を話す。
脳トレの一環で過去の記憶や出来事の話しをする。
介護スタッフから日めくりカレンダーにするので365日分の話題を考えてと言われた。
ブログのネタになるかと安請け合いする。
話題の項目は季節の草花50種 山菜10種 樹木30種 海藻10種 動物ペット 昆虫
果物40種 野菜50種 漬け物20種 味噌汁の具20種 好きな料理 好きな麺類 好きな缶詰 ラーメン屋
観光 行った神社 寺院50箇所 名瀑 世界遺産 花の名所 三大公園 名水 温泉
昭和の歌 映画 歌手50人 俳優50人 昭和のプロ野球選手30人 五輪メダリスト
昭和の事件 事故 災害 などなど

今回はその中からバナナをとりあげます。
我々の世代はバナナが高根の花 なかなか 食べられなかった。
戦前は台湾が日本の領土で安く、食べられたと大人から聞かされた。
我々が子供の頃は甘みに飢えた時代を過ごす。
それが昭和39年の農産物の自由化で豊になった。バナナと砂糖が安くなるのと高度成長もあり世の中が華やかになる。
砂糖や乳製品が安くなるとケーキやソフトクリームも出回った。
給料でひと房100円で買った。20本は有った。5本もたべたら飽きた。ソフトクリームが40円 ペプシが30円だった。
バナナは北緯25度から南緯25度の熱帯が産地、輸入先はフィリピンか多くエクアドルやメキシコなど。
生産量はインドと中国が多いが人口多く輸出より国内消費
バナナは緑のものしか輸入出来ない。それは病害虫の持ち込み防止と輸送中に熟れるため。   
フィリピンから船で輸送は5日かかる。船内は13℃の大型冷蔵庫で冷やし運ぶ 熟れるのを防ぐのと虫を弱らせる。
昔は猛毒の青酸ガスで燻蒸していた。バナナは何本食べると死ぬとか皮には猛毒が残るの都市伝説があった。
今は検査して病害虫がなければ青酸ガス燻蒸はしないそうだ。
日本の倉庫でも13℃に冷蔵して出荷に合わせ温度を上げ色付かせる。
バナナは突然変異で三倍体の種無しができた。増やすのは地下茎を3年育てる。実が生ると枯る。
クローンのため病気になると全滅する恐れがある。