懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

ワカメ

2021年02月04日 | 日記
瀬戸内海を見下ろす下津井に何度も通った。冬の海は暗い、しかし、2月に入ると明るくなる。陸より海の中から春がくるように思う。

海の中の海藻が成長するのか、冬至の頃より太陽の角度が高くなり海に光が届くためか?

地方版のニュースで、ワカメの収穫が始ったと放送していた。

2月から5月が収穫期だ。今頃の30センチまでで5月には一メートルになる。
漁師は海中のを収穫するが、素人は干潮に岩に付いているのを鎌で切って来る。息子も毎年ワカメ採りに家族で行っている。瀬戸大橋の下などの岩場にある。

瀬戸内海は潮流の速い所に沢山ある。潮流で栄養素が沢山運ばれるためか。
湾のような流れ少ない所には少ない。根を張り支えるので岩場でないとない。
砂地にはない。

山陰の岩場を覗いてみたがワカメ沢山あった。山陰は流れは早くないが冬の山陰は5メートルの波がくる。海をかき混ぜるのが栄養になるのかと思う。

生のワカメは茶色でゆでると緑になる。根は岩場にしっかり根を張り流されない。根の上にメカブがある。芽カブは胞子を作る。その上に食用になるワカメがついている。粘りのあるメカブは一時ブームになった。軸も佃煮にして食べられる。干す時は海水の付いたまま干す。真水で洗うと保存が効かない。

水島コンビナートには石油や鉄鉱石の貨物船が毎日何隻も入港する。
船は荷を降ろすと10階マンションくらいの高さに浮き上がる。
これでは波風で転覆するのでバラスト海水を入て重心を下げる。
この海水は中近東やオーストラリアで、要処理水として排水される。

その中にワカメの胞子があり、外国で繁茂して外来危惧種として嫌わている。
ワカメを食べるのは日本、韓国、中國くらいのものだそうだ。
サラダや煮物にして食べられないものだろうか。

蒸気機関車 石北線遠軽

2021年02月04日 | 蒸気機関車
道東は雪は少ないが寒さは厳しい。
名寄から名寄線で遠軽で泊まった。

名寄線やオホーツク沿岸の路線は廃止になった。

廃止になる路線は、撮っておけばと後で思うが、列車に乗ると暖房ですぐに寝てしまう。

雪国の列車は雪で濡れ湿度が100% それで寒い外に出るとレンズ内が結露して撮れない。結露が消えるまでに5分以上掛かる。

名寄から名寄本線で遠軽に向かった。

遠軽から知床まで距離があるが、あの頃は加藤登紀子の知床旅情が大ヒットしていた。