懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 薪置き場

2019年07月14日 | 懐かしい物

撮影場所 徳島県旧貞光町

山間部の山の斜面に建つ家

平地がないので石垣を積み土を入れて敷地や畑を作っている。

重機のない時代コツコツと気の遠くなる時間を掛けて造っている。

山間地の宅地や棚田を見ると根気と根性と努力の言葉しか浮かばない。

結婚して家族が増え養うために休みもなしで働いてきた。

そんな民家の薪置き場が目に留まり撮影する。

風呂の薪にするのか暖房用か

都会では見た事もないであろう薪の生活

板壁も少なくなった。


御前と貴様

2019年07月14日 | 日記

言葉は時代と共に変化するが御前と貴様 これほど落差の大きい言葉は少ない。

介護スタッフの女性には4歳と2歳の女の子がいる。

お父さんの背中に女の子がイタズラをする遊びをしている。お父さんがやったのはお前かというそうだ。

お姉ちゃんが妹にやったのはお前かと真似て困ると女らの子だけに言葉遣いに心配していた。

プロ野球や高校野球でもお前という言葉は応援に使わないようにと言われている。

そもそもお前は御前(おんまえ)から変化していると思う。

御前はそもそも神や天皇に対する言葉で武士の時代になり正室が殿を呼ぶときに御前さまといっていた。よく映画のシーンにでてくる。それが落語でおかみさんが亭主を呼ぶのがお前さんになり、それが年下やと同級を呼ぶ言葉 お前になってしまった。

貴様も貴い人、貴族に使う言葉が貴様と俺とは同期の桜のような使われ方になった。

きさまがというコマーシャルが流行っているのも気になる。

一味も余りいい意味に使われない。盗賊一味とかアポ強盗一味とか

これはそもそも神社の氏子をさす。一味一帯からきているそうだ。